チンストラップや刻印入りのチェンジボタンが特徴的な1930年代の9オンスブラウンダック製ワークコート。左胸ポケットには1918年にパテントを取得したウォッチポケットを装備し、カフスはトリプルボタン仕様。
ボタンホールやカンヌキに施された黄緑色のステッチは、ブラウンダックを使用したワークウェア当時の標準仕様。
生地は過去にヘッドライトで復刻したブラウンダックとは異なり、新たなデッドストックを分析し作製。以前のモデルでは経緯ともに10番の糸を使用していたが、こちらは経糸16番(引き揃え)、緯糸6番の変則的な平織りの生地となっている。
前回のブラウンダックは生地の状態で染める「生地染め」であったのに対し、今回は糸の段階で染色した後に織り上げる「糸染め」を採用しているため、ヴィンテージと同様にセルビッジ部分に黒糸が確認できる仕様となっている。
硫化染料と力織機による風合いは、以前の生地とまた違った魅力に溢れているが、ともにブラウンダックとはいえ呼称以外は全くの別物なところが奥の深いヴィンテージらしい。
30年代当時、この生地を使用したアイテムは主にスチールワーカー(製鋼所工員)向けに販売されていた。
FEATURED
・1930年代9オンスブラウンダック製ワークコート
・チェンジボタン仕様
・チンストラップ
・左胸のウォッチポケット
・ボタンホールやカンヌキは黄緑色ステッチ
サイズ詳細(cm)
着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 | |
42(XL) | 73cm | 62cm | 51cm | 63cm |
※メーカー採寸です。
サイズ詳細(cm)