wild things denali jacket primaloft

「タクティカルシリーズ」の人気から注目度を集める〈WILD THINGS / ワイルドシングス〉。
「ハッピージャケット」や「モンスターパーカ」も魅力的ですが、“ワイシンのアウター”と言ったら、やっぱり「デナリジャケット」でしょう!
防水透湿の表地に、保温性に優れた中綿を組み合わせた“ワイルドシングス最高峰”と称される1枚ですが、今年は大きな改良があったようです。
今回は、その変化と魅力についてご紹介いたします。

デナリジャケットとは

wild things denali jacket

WILD THINGS(ワイルドシングス)
CB DENALI JACKET

1983年に発表されて以来、素材含め細かな仕様の変化を遂げながら進化。ブランドの代名詞的モデルとして、最高峰アウターと称されるジャケットです。

表地には防水透湿性に優れた「eVENT(R)」を、中綿には保温、速乾性に優れた「プリマロフト」を採用。アウトドアの防寒着として必要とされる要素を完全に満たしています。

時には「暖かすぎる」とさえ言われてしまうこのジャケットは、本来、アルパインクライミングや、南極の犬ぞりレースなど、寒冷地で行われてアクティブなアクションのために作られもの。
その経験に基づいて、改良が行われて現在に至ります。

2021年からは、表地を防水透湿性に優れた「eVENT(R)」から、ブランド独自開発による素材「クライムブースト」に変更して、「CB DENALI JACKET」として登場です。

スタンドカラーでフード一体型のデザイン。フードの内側まで「PRIMALOFT」入りの防寒性に優れた作りとなっています。

フロントの「ハ」の字型に設けられたフラップ付きのハンドウォーマーポケット。デナリジャケットのデザインを示す大きな特徴。

フロントファスナーはダブルジップ仕様。さらにストームフラップが覆い、外気の侵入を軽減。高い保温性を確保。

袖口はマジックテープの仕様。フィットの調整はもちろん、外気の侵入を防いで保温性を高めます。

ブランド独自開発の新素材【CLIMBOOST(クライムブースト)】とは?

wild things denali jacket

全天候対応の透湿防水素材

〈WILD THINGS〉が独自開発した全天候対応透湿防水素材です。
独自の加工技術により2層の軽さ、3層の肌離れの良さを両立させた限りなく3レイヤーに近い、2.5層と3層の中間素材です。
雨の中でも濡れない、蒸れないことで快適性を保ちます。
また、微ストレッチでアクティブな動きをサポート。今までにない着心地を実現しています。

WATER PROOF
耐水圧:20,000mm以上
高い防水性を発揮します

MOISTURE MANAGEMENT
透湿度:15,000g/m2/24h
衣類内の湿度を発散、湿度を快適に保ちます。

ダウンを超える人工羽毛「PRIMALOFT(プリマロフト)」

primaloft

米国軍も推奨する超微細マイクロファイバー素材

プリマロフト®は、超微細マイクロファイバー素材のこと。
1983年、それまでにはない画期的な機能性(断熱・防寒テクノロジー)と、どんな環境でも使える高い実用性を兼ね備えた画期的な人工羽毛として誕生しました。
開発したのは、アメリカ国軍の要請を受けたALBANY社。羽毛のように軽くてあたたかい保温性と柔軟性を発揮するだけでなく、撥水性も発揮。
1990年、米国陸軍、海軍の寒冷地用防寒着に採用されていたプリマロフト®は、「保温性」「軽量性」「撥水性」「柔軟性」「通気性」「収納性」にて高評価を獲得。
高級グースダウンの代替素材として、ダウンジャケット・寝袋・寝具・枕などさまざまな分野に拡大。
現在は、世界500を超える有名スポーツブランドや高級アパレルブランドが、高級グースダウンに代わる新素材として採用しています。
<出典:プリマロフトとは|PRIMALOFT(プリマロフト)|株式会社 ...>

「デナリジャケット」のスタイルサンプル

wild things denali jacket

スタッフ:上野
身長 154cm / Sサイズ着用
オーバーサイズでざっくりと、前開きで着こなすのがオススメ。ミリタリーをイメージさせる“O.D.”には、同じオリーブでも異なる色合いのコットンカーゴパンツを組み合わせてトーンを統一。
フードの特徴を活かしてインナーもプルオーバーフーディをオーバーサイズにするとしっくりくるはず。裾のバランスに小技が効いてると楽しい。スウェットのグレーはオリーブと相性抜群な鉄板コンビなので覚えておくといいかも。

ポイント
・メンズサイズを前開きで羽織るように。
・裾から、インナーを覗かせるレイヤードスタイル。
・上下、異なる色合いのオリーブで統一感を。

wild things denali jacket

スタッフ:岡崎
身長 173cm / Mサイズ着用
アウトドアブランドだけど、ストリートと相性が良いのが”ワイシン”の強み。
ボディ、袖はもちろんフードまでプリマロフトが入っているので、防寒性も最高。街ならインナーはTシャツ1枚でも充分なくらい。全身をブラックで統一させたら、トップだけを留めて、ダブルジップを下から開いてインナーのTEEのグラフィックで遊ぶのはどうだろう。


ポイント
・インナーはTシャツのみ。
・上下、ブラックでソリッドに。
・ダブルジップを活かして遊び心。

wild things denali jacket

スタッフ:堤
身長 172cm / Lサイズ着用
「デナリジャケットをオトナっぽく着るなら」をテーマにコーディネート。
BLACKやO.D.に比べて、柔らかな印象を与える“F.GREY”をチョイス。
首元までしっかりと閉じたアウトドアの正統派スタイルには、ウール素材のクライミングパンツを合わせています。
革靴もいいけど、ここは白いスニーカーでカジュアルな印象に。

ポイント
・グレーでまとめて、オトナな色合わせ。
・ジッパーは開かずに、しっかりと締める。
・小物も単色で、全体を落ち着いたトーンでまとめる。