見た目も機能も抜群なイタリア製のハンドメイドマウンテンブーツが入荷しました。
個人的に、2022年秋冬のベストセレクトと言いたいのがこちら。
イタリア製のハンドメイドマウンテンブーツ〈GRONELL/グローネル〉のSCAIS。
近年、街で見かけるトレラン用のスニーカーなどのアウトドア系と一味違うテクニカルなトレッキングシューズが登場です。
街なら、テック系のパンツではなく、ワイドパンツやスウェットパンツを合わせていただきたく、山なら先日の八ヶ岳テント泊の縦走で、改めてシューズの大切さを認識した自分としては、エントリークラスのハイキングシューズから買い替えを検討中の中級者以上の方の長距離のハイキングや岩場、ガレ場を有するトレッキングにご提案したい1足です。
SCAISを知る3つのポイント
・イタリア製ハンドメイドブーツ
・アウトドアブランドだからこそ生み出すカラーリング
・同社がイノヴェーションと称するモノづくり
イタリア・ベローナ郊外の自社工場で70年近くもの間、家族経営で登山靴を作り続けるマウンテンブーツのブランド〈GRONELL/グローネル〉。
履かずにこのブーツが良い言い切れる理由の1つとしてお伝え出来るのが、創業者がブーツの修理に由来を持つところ。経験上、修理を自社の背景に持つブランドは、故障しやすい箇所や、補強の技術に長けていて、丈夫なモノづくりに繋がっていることが多いからです。
アッパーは、カラフルな配色が目を引く防水加工済みのスエードに、防水透湿素材のシンパテックスを採用しています。
このブーツを語る上では欠かせないのは、自分たちが持つイメージの「アウトドアならでは」のカラーリングと、近代的なテクニカルな機能です。
時に敬遠してしまいそうな色使いも、新鮮に感じるのは〈グローネル〉が本格的なマウンテンブーツのメーカーだからでしょうか。
トラディショナルなトレッキングブーツから、Scaisのようなテクニカルなブーツ、時にはミリタリー、ハンティング向けのブーツまで作成していた背景を持つようです。
また、テクニカルな面では、〈SympaTex /シンパテックス〉を採用した防水性についてです。
シンパテックスは、世界有数の総合化学企業“アクゾノーベル社”が、1987年に開発した、ヨーロッパ生まれの防水・防風・透湿素材です。厚み10ミクロンの無孔質ポリエステルフィルム。(ポリエステルと親水性アポロエステル)
その最大の特徴は、孔(あな)が空いていない無孔質のメンブレン(膜)だということ。孔が空いていないからこそ、防水性と防風性により優れ。また、汗の水蒸気をすばやくウェアの外側へ運びだす透湿性も備えているため、ドライで快適な着心地がキープすることが出来ます。
防水透湿素材についてよく言われる〈GORE-TEX〉との比較ですが、これに関してはデータ的なものでどちらが上という比較を聞きますが、組み合わせる素材や実際に履く際のソックスなどにも影響が出るため、一概にどちらがとは言えないものだと考えています。
〈グローネル〉で、〈シンパテックス〉が採用されている理由の1つは、〈シンパテックス〉がヨーロッパ(ドイツ)のブランドであることが推測されます。もちろん、欧州系のブランドがアメリカの〈GORE-TEX〉を使用していることもあるので、あくまで推測です。
※今回の入荷分は全て〈シンパテックス〉ですが、生産ロットによっては別の防水透湿素材が使用されることもあるようです。
メジャーなアウトドア系のシューズブランドに対して、かなり情報の少ないところも、洋服屋目線では〈グローネル〉の魅力とも言えます。
ご興味ありましたら、愛情あふれるインスタグラムもチェックしてみてください。
また、岩場やガレ場も歩くこと想定されクライミングシューズのようにラバーで補強されたつま先に、カカト。
アキレス腱のサポートはもちろん、足に密着することで小石や砂の侵入を防ぎ、ゲイター要らずの履き口。
保護機能から生まれたデザインも、他のジャンルにはない山靴ならではのディティールとなっています。
アウトソールは、アウトドアシューズではお馴染みの〈VIBRAM/ビブラム〉社製。ハイキングから、岩場、ガレ場も要するトレッキングまでカバーするラグパターンを採用しています。
サイズに関して
始めて履く、ブランド、シューズのサイズ選びって、どうしても迷ってしまいますよね。
SCAISのサイズに関しては、内側に下記のような4種類のサイズが表記されています。
一般的な表記より、cmの表記が大きいようです。
EU | UK | US | CM |
41H | 7.5 | 8.5 | 27.5 |
42 | 8.0 | 9.0 | 28 |
42H | 8.5 | 9.5 | 28.4 |
43 | 9.0 | 10.0 | 28.8 |
参考までに、スタッフが試着をして、普段履いているサイズと比べてみました。
スタッフ大田
普段:27.0 or 27.5cm
SCAIS:EU 42
スタッフ北村
普段:26.5cm
SCAIS:EU 41H
私個人でより詳しく書かせていただくと
PUMA SUEDE:US 9.5
KEEN TARGHEE Ⅱ MID:US 8.5
MERRELL MOAB MID GORE-TEX:US 9
LA SPORTIVAのTX5 GTX:43
を実際に履いています。
SCAISは〈SMART WOOL〉のHIKE LIGHT CREWを履いて EU 42でした。
フィットの好みもあるかと思いますが、通常履いているシューズ(特に山靴)のサイズのUSサイズに合わせていただければと思います。
※CM表記ですとサイズが小さくなりそうです。
※サイズに関してのお問い合わせの際は、事前にお手持ちのシューズのサイズを把握してお問い合わせていただけると、ご提案しやすくなります。
商品名からアクセス可能です。
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