軽いバックパックならこれで決まり! Trail Bum (トレイルバム) 4モデル比べてみた!

TRAIL BUM トレイルバム UL BACK PACK

BAMBOOSHOOTSで根強い人気のあるUL(ウルトラライト)ガレージブランド、〈Trail Bum(トレイルバム)

定番で取り扱いをしている4モデルを、機能面と使用するシチュエーションから、それぞれ比較します。

シンプルなデザインと軽さを併せ持った〈トレイルバム〉のバックパックは、都市、アウトドア問わずに活躍します。

軽いバッグをお探しのあなたにぴったりの物がきっと見つかるはずです。

まず、各モデルを紹介する前に、4モデルに共通する生地についてお話します。


・100デニール リップストップナイロン

全てのバックパックに使用されるブランドの定番素材。

ウルトラライトのバックパックとしては、必要十分の引っ張り強度と摩擦強度を持ちます。

この素材はアウトドアブランドでは定番の物で、アウトドアショップ等で簡単に生地手に入れることができます。

そのため、個人で修理や自分に合わせたカスタムも容易にできることが大きな特徴です。

 

・200デニール スぺクトラ リップストップナイロン

もう一つは、UL(ウルトラライト)系のブランドではよく見られる、スぺクトラと呼ばれる素材。白い格子模様が特徴的です。

この格子柄が入ることで、生地の引き裂き強度が上がります。

また、生地の裏側にTPU加工を施すことで、生地本来の強度を補い、耐水性が上がります。

真っ黒ではなくやや青みがかった「Night Cloud」と呼ばれるオリジナルカラーも特徴です。



 

STEADY / ステディ

STEADY ステディ UL バックパック TRAIL BUM トレイルバム
STEADY SPECTRA / トレイルバム ステディ スペクトラ UL バックパック Trail Bum トレイルバム

STEADY SPECTRA ¥22,000(税込)



まず、最初に紹介するのは、Trail BumのファーストモデルであるSTEADY(ステディ)

 
容量は40(最大で50Lまで拡張可能)で、山小屋やテント泊等、中~長期間のハイキングに対応するモデルです。

2022年秋冬は、「KHAKI」と「NIGHT CLOUD」の2展開。

40リットルのバックパックというと、かなり大きい印象がありますが、

バッグの重量はわずか518g

 

他社の平均的な40~50リットルの物に比べると約半分以下の重量です。

 

【ディテール】

一番の特徴はパッド入りのウエストベルト。

肩にかかる荷物の負担を分散させることで、重い荷物を背負いやすくしてくれます。


長めに取られたエクステンションカラー(吹き流し)
荷物が多い際には、長めにとった1本締めのストラップを締めることで、

サイズ感の調整が可能です。



【着用感】

身長170cmのモデルが着用

 40L~50L程の大きさがありながらも、
非常にシンプルな構造の為、さほど大きくは感じません。

サイドのストラップやウェストベルトを締めることで、さらにスッキリとした見た目になります。

 

【こんな人、こんなシチュエーションでおすすめ】

 ・1、2泊程度の小屋、テント泊を伴うトレッキング
・ウルトラライトに興味はあるけども、少しでも楽にバッグを背負いたい方
・たくさん荷物が入る軽いバックパックを探している方 


小屋、テント泊を含む中~長期のトレッキングをされる方には一番おススメのモデル。

長めのエクステンションカラーや、大きなメッシュポケット等、
シンプルながらも、ユーザー目線で作られた機能的なディテールが大きな特徴です。

一方、ウエストベルトがあることで、
街使いというよりはアウトドアでの使用に適した印象です。



BUMMER / バマー 

BUMMER ¥17,600(税込)

BUMMER SPECTRA ¥18,700(税込)

次に紹介するのはBUMMER(バマー)

 

容量30L 重量は370

最初に紹介したSTEADY(ステディ)のサイズを一回り小さくし、
腰のウエストベルトを取り除いたモデルです。

2022年秋冬は、「BLACK」「KHAKI」「NIGHT CLOUD」「GRAY SPECTRA」の4色展開。
容量はデイパックとしても使用可能な30Lで、
タウン、アウトドア、垣根なく使える万能なバックパックです。

 

【ディテール】


たっぷり荷物が入るメッシュポケット、サイドポケット。
広がりやすいように、大き目のマチを設けています。

フロントポケットはジャケットや傘など
比較的大きく、かさばるものでも余裕で入ります。
サイドポケットは500mlのボトルがすっぽり収まるサイズ。
また、背負った状態でも手が届きやすような設計になっています。



ウエストベルトの無いシンプルな構造。
背中には、クッション性の良い取り外し可能な背面パッドが標準装備。

普段ウルトラライトに馴染みのない方にも、気軽に使っていただけます。

 

 

【着用感】

 身長170cmのモデルが着用

 
STEADY(ステディ)
にあったウエストベルトが無くなったことで、
だいぶスッキリとした印象。

大きさも縦横共に一回り小振りになったことで、普段使いしても違和感のない見た目です。

 

【こんな人、シチュエーションでおすすめ】

・日帰りや1泊程度の小屋迫を伴うトレッキング
・タウン、アウトドアどちらでも気軽にULバックを背負いたい方
・普段からウルトラライトのバックパックを背負いたい方

今回ご紹介する4モデルの中では一番万能なモデルです。
たっぷり荷物の入る30Lという大きさながら、非常に軽いので
普段使いからアウトドアまで幅広く活躍します。

シンプルな見た目なので、カジュアルなビジネス用リュックとしてもおススメ。
モデル選びに迷った方にはBUMMERをおススメします!

 

 

BIG TURTLE / ビッグタートル

BIG TURTLE ビッグタートル UL バックパック TRAILBUM トレイルバム

BIG TURTLE ¥9,680(税込)

BIG TURTLE SPECTRA トレイルバム ビッグタートル UL バックパック TRAIL BUM トレイルバム

BIG TURTLE SPECTRA ¥10,780(税込)

今回、ご紹介する中では最小サイズのBIG TURTLE

容量13-19L 250g

メインのポケットとメッシュポケットのみという潔い作りが特徴。
とにかくシンプルな作りながらも、随所に背負い安くするための工夫が施されています。

 

2022年秋冬は、「BLACK」「KHAKI」「NIGHT CLOUD」「GRAY SPECTRA」の4色展開。
マチが薄いことで、少量の荷物でも偏りなくバランスよく背負えます。

 

【ディテール】

薄くパッドの入った幅広のショルダーベルト。
幅が広いことで薄くても、容量に対して十分バランスよく背負えます。

 

 

 

フロント全面を覆う大型のメッシュポケット。
入口も広く、荷物の取り出しがとても簡単。
外に出してもよいものであれば、すべてここに入れてしまってもよいかもしれません。

 

【着用感】

身長170cmのモデルが着用

非常に小振りなサイズ感。
スッキリと背中に収まるので、防水ジャケットはもちろん
ブルゾンやコートとも問題なく合わせられそうです。

荷物が入っていない状態であれば、
背負っている感じがしない、と言い切ってしまってもよいほどの軽さ。
幅広のショルダーパッドのおかげで安定感は抜群です。

 
【こんな人、こんなシチュエーションでおすすめ】

・とにかく軽いバッグでトレッキングを楽しみたい方
・軽くて、とにかくシンプルなバックパックを探している方
・日常使いのバッグとしてULを気軽に取り入れたい方


  

HAULER / ホーラー

HAULER ホーラー UL バックパック TRAILBUM トレイルバム

HAULER ¥26,400(税込)

HAULER SPECTRA ホーラー スペクトラ UL バックパック TRAILBUM トレイルバム

HAULER SPECTRA ¥28,600(税込)

 

最後にご紹介するのはブランドでも最大容量を誇るHAULER (ホーラー)

総容量は驚愕の約80L!(本体約50L フロントポケット約30L)
重量約870g

2022年秋冬は、「KHAKI」と「NIGHT CLOUD SPECTRA」の2色展開です。

 

【ディテール】

 

このバッグパックの一番の特徴は、最大30Lまで大きくなるフロントポケット。

使用しない際は左右のバンジーコード、下部のループとフックを使用することでスッキリと収まります。

 

縦と横に走るストラップを絞ることによって、
柔らかい素材のトップをきれいにまとめることができます。

 

 

【着用感】

背負った見た目こそインパクトはありますが、大型バックとは思えないような軽さです。

 荷物の入れ方やコンプレッションの締め方で、背負いやすさは大きく変わってきそうです。

 

【こんな人、こんなシチュエーションでおすすめ】

・1、2泊以上の小屋、テント泊を伴うトレッキング
・ウルトラライトなバックパックを背負いたいけど、持つ荷物までは極端に軽量化したくない方
・人と違ったブランド、バッグを持ちたい方

 

 

今回ご紹介させていただきました STEADY / BUMMER / BIG TURTLE  HAULER 4モデル。

それぞれに共通するのは必要十分な機能と、UL(ウルトラライト)と呼ぶのに相応しい軽さ。
シンプルだからこそ、使う人やシチュエーションによって幅広い活躍をしてくれます。

是非、モデル選びの参考にお役立てください。

 

 


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