《 ULA Equipment / スペアタイヤ 》超ミニマルパッキングで登る百名山"瑞牆山"
こんにちは!
いつもバンブーシュートブログをご覧いただきありがとうございます。
本日のテーマは超ミニマルパッキング!
普段の縦走登山ではサブバッグとなるウエストバッグやヒップバッグ。
今回はそれらにスポットを当てて、メインバッグとしてアレコレ詰め込みミニマルな山行を楽しんできました◎
舞台は奥秩父山塊の西端、そびえたつ幾つもの岩峰群が特徴的な百名山である瑞牆山です。
その特徴的な山容と、適度なコース難易度、百名山という知名度から非常に人気の山で、平日でもシーズン中は駐車場にたくさんの車が止まっています。
山頂からの絶景はもちろん、そこに至るまでのコースの面白さ、さらに都心からアクセスしやすいと、登山者が求めることの全てが揃っているといっても過言では無いのが大人気の秘訣でしょう。
例に漏れずボク個人的にも大好きな山であり、標高2,000ⅿ以上の山に絞ったときの登頂回数ではトップ3に入ります。
そして、今回の主役がコチラ⇓
ULA Equipment / SPARE TIRE( ENTROPYモデル )
スペアタイヤは、ULA Equipmentのウエストバッグとしてロングセラーとなるモデルです。
容量は全体で2Lと大きすぎず、小さすぎずといった具合の非常に良いサイズ感。
バンブーシュートで取り扱っているHMGの人気ウエストバッグ「VERSAシリーズ」と比べると、"VICE VERSA = 1,3L"、"VERSA = 2.5L"ですので、ちょうどその間となります。
まさに大きすぎず、小さすぎず◎
実は、今期モデルから見た目も細部も大きくモデルチェンジ。
前モデルから使用しているボクとしては、前モデルで十分に使用感◎でした。
が、フロントにジップポケットが付き、身体側にウルトラストレッチメッシュのポケットが搭載されたことで、より一層使いやすくアップグレードされていました◎
また、生地違いで数種類ラインナップされていて、バンブーシュートでは2024年8月末日現在『ULTRA SPARE TIRE』『ROBIC SPARE TIRE』『ENTROPY SPARE TIRE』の3種類を取り扱い中。
今回ボクが使用しているのはENTROPY(エントロピー)モデルで、このモデルはアウトドア業界で発生する埋め立てゴミの量を減らし、環境への影響を軽減するために考案されたシリーズ。
生地の端材や再利用可能な生地を組み合わせて作られるので、配色・柄・素材は全て異なる1点ものという面白いアイテムです◎
そして、気になる今回のパッキングがコチラ⇓
①ファーストエイドキット(Lite AF) ②レインシェル ③行動食(おやつ) ④ULA/エントロピースペアタイヤ(今回の主役) ⑤飲料水(外付け) ⑥レインキルト(ULA)
この小さいスペースにどれだけ遊び心を詰め込めるのか、そこを試行錯誤するのもパッキングの楽しみ方の一つ。
今回は午後から一時雨予報になっていたので、念のため上下レインアイテムを携行。
もっと人里に近い山や、コースタイムの短い山行で晴れ予報だった場合には、ウインドジャケット1枚を予備で携行し、空いたスペースに小型クッカー&お茶やコーヒーを持って行くことだって出来そう!
縦走中に荷物をデポして山頂アタックする時に非常に役立つウエストバッグですが、工夫次第で日々の日帰り山行のメインバッグとしても十分取り入れることができる可能性を秘めています◎
それでは、大好きな瑞牆山の様子をどうぞ!
スタートは瑞牆山県営駐車場から。
駐車場は瑞牆山荘のすぐ脇にあり、収容台数は約100台と多く無料で駐車可能。
非常にありがたいですね。
登山道に入ると、早くも瑞牆山らしい様相。
巨岩がゴロゴロと転がる苔むした森の中を気持ち良く進んでいく。
少しすると瑞牆山の全貌を見上げるポイントに到着。
霧がかかった表情はまるで水墨画の世界に入ったかのよう。
花崗岩の白に木々の緑がとても映える瑞牆山全体を収められる最高の画角。
スタートから標準コースタイムで1時間ほど登ったところで富士見平小屋に到着。
天気が良いと、名前の通り木々の切れ間から富士山が顔を覗かせているが、この日は生憎と雲隠れ。
富士見平小屋は、ジビエメニューや湧水で淹れる珈琲が有名。
鹿肉、猪肉料理から、天然きのこうどんと気になるものばかり。
コーヒー大好きなボクとしては、比較的希少豆な「ハワイコナNo.1」はもちろん気になりますが、瑞牆山の湧水でじっくり抽出したコールドブリューがとても気になる。いつか飲んでみたい。
富士見平小屋を後にして直ぐに山頂に向けた急登に取りつく。
取りつき部には「桃太郎岩」という巨岩が鎮座。
この岩は、瑞牆山登山における有名なフォトスポット。
写真ではそのスケールの大きさを感じにくいと思うので、ヒューマンスケールとしてボクを置いておきました。
ぜひ拡大して見てみてください。
急登をどんどん直登していく。
鎖場や大岩をまたぐ場面が連続するアドベンチャー感が堪らない。
ここの急登は何故だか毎回キツイ感じがせず、いつもワクワクが勝ってしまうから不思議だ。
”木々のトンネルを抜けると空国だった。”
山頂目前、木々に視界は阻まれるなか最後の登りを上がり切ると目の前突如現れる大展望。
ここに登るたびにどうしても某名著書の冒頭フレーズが頭の中を巡ってしまう。
この日は、前夜まで降り続いた雨の影響もあって目の前には素晴らしい雲海が広がっていて。
雲の上にまでそびえる岩峰は、今回も期待通りの景色を届けてくれた。
左手側から,金峰山→富士山→南アルプス→八ヶ岳の絶景
-金峰山-
-富士山-
-南アルプス-
-八ヶ岳-
山頂でしばしのおやつタイムを楽しんだ後は、不動滝→みずがき山自然公園キャンプ場と経由して来た道とは違うコースを下っていく。
標高を下げていくと、先程は見下げていた雲の中へ。
瑞牆山周辺はシャクナゲの群生地としても有名で、霧の中にシャクナゲの葉が朧げに映る道を進む。
普段は鬱陶しい湿った空気もなぜだか今日は気持ちいい。
行きは晴れた岩場を、帰りは霧の中の沢沿いを。
コースのバリエーションの豊富さもさることながら、天候の変化も楽しめた山行だった。
-不動滝-
沢沿いを歩いていると、ついに我慢の限界に達して入水。
非常に冷たく足が軋むほどだったが、やはり夏登山において入水衝動からは逃れられない。
ただ、さすがに足元だけに留めておいた。。
その後は長い林道、車道、そしてキャンプ場を経由してスタートの瑞牆山荘へ。
標高2,230ⅿからの大絶景、バリエーション豊かなコース、今回同行した友人もとても満足げな表情をしていた。
これだから瑞牆山は止められない。
最後に、コチラが今回の山行ログ⇓
(※YAMAPアプリより引用。)
《行程》
瑞牆山荘→富士見平小屋→瑞牆山→不動滝→みずがき山自然公園キャンプ場→瑞牆山荘
距離:約10.5㎞
獲得標高:約1,100ⅿ
標準コースタイム:約7時間
公共交通機関を乗り継いで行く場合、最終のバスの時間が少し早いので「瑞牆山荘⇔富士見平小屋⇔瑞牆山」のピストンコースで計画するのがオススメです。
今回の下山コースである不動滝側は、ボクとしてはあくまでも瑞牆山のおまけ的な要素の位置付けなので、ピストンコースで瑞牆山の醍醐味は十分に味わい尽くせますよ◎
今回で瑞牆山登頂5回目となったボクがいうので間違いないです(笑)
まぁ5回も登っているのに未だに何も見ずに「瑞牆山」と正確に漢字で書くことはできないんですけどね。。
それでは。
BAMBOO SHOOTS 大田
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