BAMBOO SHOOTS MOUNTAIN JOURNEY vol.12

 

Bamboo Shoots Mountain Club」発足!

 

 

 

甲斐がてがけたBamboo Shootsの山服第一弾も完成。それを記念して「Bamboo Shoots Mountain Club」発足です! 仲の良い山好きを集めて、ハイキングしたりトレイルランしたり、キャンプしたり、ジャンルを問わず山を楽しむというゆるーいコンセプトです。

 

 

 

というわけで、今回集まったのはBamboo Shootsディレクターの甲斐(写真中央)とその愉快な仲間たち。

富士山ガイドもしているキャンちゃん(右端)、スタイリストのてっちゃん(右から2番目)、ゴッさん(左端)、タテヤマくん(左から2番目)、そしてワタクシ、ライター・サクライの総勢6名。

おっさんだらけじゃん……という残念な心の声を抑えつつ、登山口へと向かいます。

今回選んだのは通称・足利アルプス。常念寺登山口から入って、天狗山、両崖山とグルッと時計回りに歩くルートです。

 

 

 

 

 

 

足利市駅から歩き始めるのですが、途中にはあの有名な渡良瀬橋もあります。そう、もう世代的に森高千里は外せません。道中には歌詞にでてくる電話ボックスもあって、おじさん写真撮りまくり。

昭和感がある建物も多いし、めちゃくちゃ美味そうな食堂もチラホラ。下山後の街歩きも楽しそうです。

 

 

 

 

 

 

 

登山口に着くと、山火事注意の看板。実はこの一帯は2021年に大規模な山林火災があったエリア。なんと消火までに23日かかったというから、そのダメージの大きさが想像できます。そのためこのエリアは火器の使用は禁止。タバコもNGです。

「どうしても山頂でカップラーメンが食べたい!」というゴッさんのような人は、保温ボトルに熱湯をいれていく。これでお願いします。

 

 

 

 

しばらく登って振り返ると、バーンと関東平野が広がります。そう、足利アルプスの最大の魅力はこの眺望。標高自体は200m前後が連なる山ですが、関東平野の端っこに位置するため近くに大きな山などがなく、果てしない地平線が広がっているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても今回履いてきた「マウンテン ハイク パンツ」の風抜けが素晴らしい。例えていうなら、細身のパンツがボクサーショーツだとしたら、これはトランクスタイプ。足上げも良いし、丈を短めに設定してあるから裾のもたつきによる引っかかりもありません。

甲斐と、てっちゃんが履いている「マウンテン ハイク ショーツ」と、インナーの「メリノウール 1/2 ベースボールティー」は、夏山シーズンに大活躍してくれそうです。

 

 

 

 

 

 

新緑の美しさと反比例して盛り上がっていくのは、男だらけのゲストーク。天狗山に近づくと出てくる天狗の鼻に異常に反応してみたり、山頂にある「アレ用」と書かれた謎の物体が出てきた日には「アレ用ってナニ用?」と大盛り上がり。途中に現れる謎の「まんさく」という看板に想像力をたくましくしています。

 

 

 

  

 

 

 

 

まあ、そんなゲスおじさんたちは置いておいて、とにかくめちゃくちゃ良い山です。

いたるところで関東平野の広がりを望めますし、下草がすっきりとした気持ちの良いシングルトラックがあるかと思えば、まるで南アルプスのようなゴツゴツとした岩場も出現。クサリ場もあってバリエーション豊富です。

ってか、甲斐の足元はまさかのLUNAサンダルじゃん……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天然記念物の樹齢200年超えのタブノキが自生している両崖山山頂で、ビール(危ないから1本までデスヨ!)と昼食を満喫したあとは、のんびりと下山していきます。途中でなんとウリボウと遭遇。そのあまりの可愛らしさにおじさんズは乙女のような歓声をあげて写真を撮りまくりです。

そこからさらに少し進むと、関東平野が見渡せる気持ちの良いウッドデッキに到着。良い感じの雰囲気のカップルを横目におじさん軍団が写真を撮り合ってたら、気を利かせたカップルのおふたりがわざわざ脇に避けてくれました。なんかすんません……。

 

 

 

 

 

 

さて、下山口手前ではツツジのトンネルや、見事な藤棚がお出迎え。いよいよ織姫神社に到着です。

ここは恋人の聖地でもあるようで、2人で鳴らすと幸せになるという愛の鐘もありますが、なぜか甲斐とキャンちゃんが鳴らしています。末永くお幸せに。

下山後はタイミング良く足利市駅前で開催されていたワインフェスも冷やかしてみました。着替えなどは持っていなかったんですが、街でも違和感のないウェアのお陰で悪目立ちすることもありません。

 

最終的に赤羽に降り立ち、酔いどれ天使と化したオジサン6人ですが、途中でキャンちゃんの元カノ話が飛び出して大紛糾。だって、南アフリカ出身の超絶美人なんですもん。

「ジェイソン・ステイサムに似てるって言われてましたね」とかなんとかキャンちゃんが言い出すもんだから、もう場は大荒れです。

 

しかし、マウンテンクラブ、おっさんばっかです……。

大至急、若手部員(女性も強く!)募集中です!