【 アルトラ×ドライマックス 】ティンプハイカーGTX&ティンプ5とドライマックスの使用感レビュー!

こんにちは。
本日もバンブーシュートブログをご覧いただきありがとうございます。
気が付けば、桜の開花予測目前。
今年もあっという間にお花見シーズンですね。
バンブーシュートは桜の名所である『目黒川』沿いにあるので、否が応でも桜の開花情報には敏感になります(笑)
現状では関東は、明日の3/22(金)が開花予定と出ていますね。
週末から来週にかけて一気に花開くかと思えば、天候は生憎の雨予報。
来週末の予報はまだまだ未確定ですが、晴天の下に咲き誇る満開の目黒川桜並木を今年も眺めたいものです。
さて、本日は前々回のTIMP5着用レビューブログに続き、
《 TIMP HIKER GTX 》のレビューブログとなります。
軽量の防水ミッドカットシューズで以前から気になっていたTIMP HIKER GTXを残雪の奥多摩で試してきました。
さらに、この春から取り扱いを始めたソックスブランド《 DRYMAX 》を合わせて使用してきたので、DRYMAXの性能とALTRAとの相性もレビュー形式でお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
***
まずは、今回のテストフィールドとテスト時の状況について簡単に触れておきます。
テストした山行は3日間で詳細は以下の通り。

①三ッ峠山(標高1,785m)
下吉田駅→新倉山→三ッ峠山→清八山→笹子駅
天候 : 快晴
距離 : 18.7km
獲得標高 : 1,528m
コース状況 : 残雪(要チェーンスパイク)
使用アイテム : TIMP5 / LITETRAIL RUNNING 1/4 CREW
山行形式 : ハイク

②沼津アルプス(鷲頭山392m)
原木駅→茶臼岳→大平山→鷲頭山→徳倉山→香貫山→沼津駅
天候 : 曇り/晴れ
距離 : 15.6km
獲得標高 : 1,249m
コース状況 : ぬかるみ箇所多数
使用アイテム : TIMP5 / LITETRAIL RUNNING 1/4 CREW
山行形式 : ラン

③川苔山(標高1,363m)
奥多摩駅→本仁田山→川苔山→川井駅
天候 : 快晴
距離 : 16.4km
獲得標高 : 1,734m
コース状況 : 残雪(要チェーンスパイク)
使用アイテム⇓
TIMP HIKER GTX / LITETRAIL RUNNING CREW
山行形式 : ハイク
テスト内容は上記の3通りとなります。
それでは早速、商品紹介交えながらそれぞれの使用感をレビューしていきます。
《 TIMP HIKER GTX 》
前回のレビューブログでご紹介したTIMP5の防水&ミッドカットモデル。
ソールの作りはTIMP5と同様で、ミッドソールにブランド独自のALTRA EGO™ MAX、アウトソールにVibram® Megagripを採用。
ミッドカットでありながら368g(US10.5 / 28.5cm)と驚くほど軽量な点も、さすがは超軽量シューズであるTIMP5の系譜ですね。
その軽量性に確かなグリップ力とクッション性を兼ねるので、TIMP5同様にトレイルでの歩行や走行をより快適なものにしてくれます。
さらに一番の特徴は、やはりアッパー部分に採用した全天候型のGORE-TEXメンブレンによる防水性。
Vibram® Megagripのグリップ力、ALTRA EGO™ MAXのクッション性、ミッドカットモデルとは思えない軽量性に加えてGORE-TEXの防水性まで兼ね備えるので、トレイルでの冒険をより安心でより快適なものにしてくれる1足で間違いないでしょう◎

実際に使用した感想としては、第一に軽量性に驚きました。
TIMP5のレビューでも「最初に軽さに驚いた」的なことを書きましたが本当に軽いんです。
長らくミッドカットのシューズは履いていませんでしたが、普段履いているローカットと同じような柔らかさ、滑らかさで着用できました。
ぬかるみと浸水に対応できるシューズで尚且つここまで軽いと雨中、雨後のハイキングのストレスは大きく減少します。
ひどいぬかるみで地面ごと滑るような状況では元も子もありませんが、それ以外ではやはりVibram® Megagrip安心感は抜群。
これからやってくる梅雨の時期の山行には大活躍しそうですね。

《 TIMP5 》

TIMP5に関しては、前回すでにレビューブログを上げているのでまずはそちらをご覧になってみてください。
前回のレビュー時からさらにテストを重ねたので、前回に補足する形でのレビューです。
今回新たに行ったテストは、TIMPの主戦場とも言えるトレイルランニングでの実践。
沼津駅から歩いてアクセス可能な海底隆起山地の沼津アルプスを走ってきました。
沼津アルプスは最高峰が392m、全長15㎞ほどの低山地ですが獲得標高が1,200mとアップダウンが激しいのが特徴。

前回のレビューでは、雪のセクションが多く肝心の『グリップ力』を満足いくまで試せなかったので、この沼津アルプスの山行はとても良いテストになりました。
前日の雨でぬかるんだ路面状況でしたが、たしかなグリップ力を実感。
さらに非常に軽いうえに足にしっかりフィットするので足さばきがしやすい。
足さばきがしやすいとは、思ったところにズレなく正確に足を置けて、踏み外しを起こしにくいということ。
グリップ力と足さばきのしやすさが相まって、狙ったところに足を置いて地面をキャッチするようにグリップがついてくるので非常に走りやすかったです。
ひどくぬかるんだ場所は慎重に進みましたが、これだけアップダウンのある山中を駆けてスリップで手や尻もちをつくことが無かったのはグリップ力の賜物だと思います。
《 DRYMAX 》

今期より新しく取り扱いを開始したDRYMAX.
DRYMAXの特徴は、その名前の通りソックス内部の湿気を素早く逃がしてくれドライ感を保ってくれることです。
DRYMAXは、通常のソックスが汗や水をソックス全体(生地全体)で拡散や保水するのに対して、DRYMAXはソックス内部(皮膚側)の生地が皮膚についた水分を素早く吸い上げ、ソックス外側の生地がそれを拡散。
そして超疎水生地のため水分を付着させないので抜けが早く、常に水分を逃がす働きをしてくれます。
今回、非防水シューズ、防水シューズどちらとも試しましたが、そのどちらでもドライ感を実感。
特にボクの場合、普段はウール混紡率の高いソックスを使用しているので、それらに比べてソックス内部のドライ感は顕著に感じることができました。

テスト①,②では、非防水のTIMP5と合わせて山行で実践。
①では、終始雪に足を突っ込みシューズ内には水分が入り続ける状況でしたが、ソックスは濡れているのに内部は何故かずぶ濡れの感覚ではない、という不思議なドライ感でした。
いつも通りウール混紡率の高いソックスでは生地が乾く速度が追い付かず全体がずぶ濡れになっていたと思われます。
②では、ぬかるみに足を突っ込んだり、水たまりに突っ込んだりしたのでシューズ内部に浸水する場面があったのですが、終始ドライにキープ。
さらに終盤に泥だらけになったシューズを履いたまま公園の水道で水洗いしました。
それからトレイルを抜け沼津の市街地に出て昼ご飯を食べて帰路につきましたが気が付いた時にはすっかり乾いていて驚きました。
DRYMAXは、ALTRAのようにシューズ本体の速乾性、排水性が高いシューズとの相性は抜群ですね。

③では、防水シューズであるTIMP HIKER GTXと合わせて使用。
スノーハイクとなりましたが浸水はなし。
ただ、やはり防水シューズは透湿性があるとはいえ、全く蒸れないというわけではありません。
普段のソックスでは、シューズ内部が蒸れると生地が保水し蒸れ感を感じてしまいますが、DRYMAXの場合は肌に水分が付着する時間が短いのでその蒸れ感さえも軽減されている感覚がありました。
今回、防水、非防水どちらも試しましたが、DRYMAXの本領をより発揮してくれるのは、非防水シューズとの組み合わせではないかとボクは感じました。
防水シューズとの組み合わせでも、防水シューズ特有の蒸れ感を軽減してくれたので着用は全く問題ないですが、水の侵入を防ぐのではなくて浸水しても履き乾かす思想のシューズとの相性の良さに惹かれるソックスです。
バンブーシュートでは、《 LITETRAIL RUNNING 1/4 CREW 》《 LITETRAIL RUNNING CREW 》の丈の長さの違う2型を取り揃えております。
個人的には、長いソックスが好みなので LITETRAIL RUNNING CREW 推し。
ふくらはぎまでプロテクトできる《 LITETRAIL RUNNING CREW 》はショーツと、くるぶしまでの長さの《 LITETRAIL RUNNING 1/4 CREW 》はフルレングスパンツと組み合わせるというようにボトムスのタイプによって使い分けるのもオススメです。

本日は、ALTRAのTIMPシリーズと新たに取り扱いをスタートしたソックスブランドDRYMAXの使用レビューを綴りました。
少しでもみなさまの悩みや疑問の解決に繋がれば幸いです。
このレビューを読んで更に疑問が生まれた、実際に細かいところも聞いてみたいという方いらっしゃいましたら、大田までお問い合わせください。
店頭では、実際に商品を手元に置きながらご案内させていただきます。
ですので、ぜひお気軽にご来店のうえお声がけください。
それでは。
BAMBOO SHOOTS 大田
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