HYPERLITE MOUNTAIN GEAR「VERSA」と「VICE VERSA」を比較。容量・収納力・使い方で考えるファニーパック選び


HYPERLITE MOUNTAIN GEARのファニーパックとして人気の「VERSA / ヴァーサ」と「VICE VERSA / ヴァイスヴァーサ」。

どちらもDyneema Composite Fabrics DCH50を使用した、軽量で耐水性・耐久性に優れたファニーパック。すぐに取り出したい荷物を身体の前や腰まわりにまとめて携行できます。

いなたいデザインが多いファニーパックの中にあって、無駄を省いたスタイリッシュなデザインも大きな魅力です。

一見すると似た印象の2モデルですが、実際に比べてみると、容量や適した使い方には明確な違いがあります。

大きめで、収納力に余裕のある「VERSA」。よりコンパクトでミニマルなスタイルの「VICE VERSA」。

今回は、それぞれのサイズ感や収納力、実際に入るものを確認しながら、シチュエーションごとの使い分けを比較していきます。


まずはスペックを比較

VERSAは容量2.5L。サイズはW22.9cm、H15.2cm、D5.7cmで、重量は120g前後。

VICE VERSAは容量1.3L。サイズはW19cm、H11.4cm、D4.4cmで、重量は80g前後。

数字で見ると、VERSAはVICE VERSAのおよそ倍近い容量。
そのため、同じファニーパックでも「メインの小物入れ」として使うならVERSA、「最低限の荷物を身体の前にまとめる」ならVICE VERSAという選び方がよいでしょう。

VERSAは「しっかり入る」ファニーパック

【Hyperlite Mountain Gear】VERSA 

WHITE / BLACK

VERSAの魅力は、ファニーパックとして十分な収納力を備えていること。

メインポケットの内部はメッシュポケットで仕切られており、鍵の紛失を防ぐキークリップも備えています。

ウォレットや行動食、サングラス、紙地図はもちろん、500mlのペットボトルも横向きにした状態で、きれいに収まります。

フロントにもジッパーポケットがあり、ここにはチケットなどすぐに取り出したいものを入れておくのが良いでしょう。

背面にはクッション性を高めるパッドと、バックパックのショルダーハーネスに装着するためのスリットが設けられています。

写真のように、スマートフォンなどを身体に密着させた状態で保持することも可能です。目立つディテールではありませんが、行動中にすぐ取り出したい小物を収納する際に重宝します。

VERSAの収納イメージ

収納例 : ペットボトル/日焼け止め/行動食/サングラス/地図/お財布/モバイルバッテリー

VERSAは、モバイルバッテリーやサングラス、行動食、さらには500mlのペットボトルまで、見た目以上に多くの荷物を収納できます。

容量が十分あるのでサブバッグとしてはもちろん、旅行先で出かける際のメインバッグや、テント場に荷物を置いて山頂を目指す際のアタックザック代わりとしてもおすすめ。

使用シーン

アルプス縦走などの際にも、頼もしいウエストパックとして活躍。耐水性のある素材を使用しているため、多少の雨や濡れが気になる場面でも安心して使えます。(完全防水ではありません)

自転車旅でも活躍。バックパックを背負わず身軽に行動したい場面では、余裕のある収納力が頼りになります。腰まわりにしっかりと固定できるため、走行中も荷物が揺れにくく、移動の邪魔になりません。ハイキング用としてだけでなく、休日の自転車ライドや旅行、フェス、街歩きまで、幅広いシーンで使えるモデルです。


VICE VERSAは、「必要最低限」の荷物をコンパクトに持ち運ぶことに適したミニマルモデル

【Hyperlite Mountain Gear】VICE VERSA

WHITE / BLACK

VICE VERSAは、VERSAより一回り小さい、容量1.3Lのファニーパック。

VERSAとは異なり外側のポケットを備えておらず、よりシンプルでミニマルなルックスに仕上げられています。

内部には封筒型のセキュリティポケットが設けられており、財布や鍵などの貴重品を分けて収納する際に便利です。

なお、メーカー推奨の使い方ではありませんが、スタッフ坂本はこのポケットをカットし、メイン収納部の容量を広げて使用しているそう。

※加工する場合は、あくまで自己責任となります。

背面にはVERSAと同様に、バックパックへ取り付けるためのスリットが設けられています。ただし、こちらはパッドを省いた仕様。

その分、装着した際の収まりがよく、バックパックと組み合わせても干渉しにくいのが特徴。大きなファニーパックでは腰まわりが窮屈になりやすい場面でも、VICE VERSAなら邪魔になりにくく、歩行中の動きを妨げにくい設計です。

VICE VERSAの収納イメージ

収納例 : コンデジ/お財布/ボディシート/メモ帳/ボールペン

荷物をたくさん詰め込むというより、「すぐに使いたいものだけを身体の前に逃がす」ようなイメージです。

例えば、落下や水濡れが気になるコンパクトデジタルカメラを衣服のポケット代わりに収納しておけば、撮りたいときにスムーズに取り出せます。大きさも、コンパクトデジタルカメラに加えて小物をいくつか収納できる程度の、ちょうどよいサイズ感。

VERSAは十分な収納力が魅力ですが、荷物を入れすぎると重心が偏り、装着時のバランスが悪くなることもあります。一方、VICE VERSAは容量が限られている分、必要以上に荷物を詰め込みにくく、軽快に使いやすいモデルです。

バックパックのショルダーポケットやヒップベルトポケットの延長として考えると、VICE VERSAの使い方がイメージしやすいと思います。

使用シーン

DAY BREAKのヒップベルトに通して使用。

ウエストベルトを取り外したWAY POINT 35との組み合わせ

腰の動きを制限せずすっきりとした見た目に。
重ねて着用しているアウターとの干渉しないのもうれしいところ。

GWに歩いたみちのく潮風トレイルではLiteAFのバッグと組みあわせた。
スリット部分を活用して紙地図がすぐに見えるようにしている。

VICE VERSAはコンパクトなため、バックパックとの併用に向いています。

例えば、日帰りハイキングやテント泊では、防寒着や食料、レインウェアをバックパックに収納し、VICE VERSAにはスマートフォンや鍵、行動食、リップクリームなど、行動中にすぐ使いたいものをまとめておくことができます。

こうすることで、バックパックを下ろすことなく、必要なものへスムーズにアクセスできます。

また、バックパックのヒップベルトやチェストストラップに取り付ける使い方も可能です。もちろん、VERSAも同様に取り付けられますが、よりコンパクトなVICE VERSAは、バックパックと組み合わせても収まりがよく、動きを妨げにくいのが特徴です。

既存のバックパックに収納を追加する感覚で使えるため、メインバッグのポケット不足を補うサブポケットとしても便利です。

「バッグをもう一つ持つ」というより、「身体の前に小さな収納を追加する」と考えると、VICE VERSAの使い方がイメージしやすくなります。

VERSAとVICE VERSA、どちらを選ぶべきか

収納力を重視するならVERSA。コンパクトさを重視するならVICE VERSA。

VERSAは、500mlペットボトルまでもをファニーパック単体である程度の荷物を持ちたい人に向いています。

ハイキング、自転車ライド、旅行、フェス、街歩きなど、日常からアウトドアまで幅広く使いたいならVERSAが選びやすいです。

一方でVICE VERSAは、バックパックと組み合わせて使いたい人や、最低限の荷物だけを軽く持ちたい人に向いています。容量は控えめですが、その分コンパクトで邪魔になりにくく、メインバッグの補助として使いやすいモデルです。

まとめ

HYPERLITE MOUNTAIN GEARの「VERSA / ヴァーサ」と「VICE VERSA / ヴァイスバーサ」は、どちらも軽量で耐水性に優れたDCH50素材を使用したファニーパックです。

大きな違いは容量。VERSAは2.5Lで、500mlペットボトルや山と高原地図も入る収納力が魅力。ハイキングだけでなく、自転車ライドや旅行でも使いやすい、汎用性の高いモデルです。

VICE VERSAは1.3Lで、必要最低限の荷物をコンパクトに持ち運ぶのに適したモデル。バックパックと一緒に使うサブポケット的な使い方にもおすすめです。

しっかり入れて単体でも使いたいならVERSA。
バックパックと組み合わせて、必要なものだけ軽く持ちたいならVICE VERSA。

同じファニーパックでも、選ぶ基準は「容量」ではなく「何を入れて、どう使いたいか」。自分のハイキングやライド、日常の持ち物に合わせて選ぶと、どちらも頼れる相棒になります。


今回ご紹介したアイテムはコチラ⇓⇓

【Hyperlite Mountain Gear】VERSA 

【Hyperlite Mountain Gear】VICE VERSA


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