《 秋の八ヶ岳ハイク 》八ヶ岳連峰制覇へ向けて残る阿弥陀岳へ

いつもバンブーシュートブログをご覧いただきありがとうございます。

今回のブログは、先日行った阿弥陀岳山行の様子をお届けです。

ボクはこれまでに八ヶ岳エリアには何度も訪れ、南から北までさまざまなコースを歩きピークを踏んできました。

そうして八ヶ岳エリアの主要峰で最後に残ったのが、今回登った阿弥陀岳。

南北に延びる八ヶ岳の主脈上からは外れる阿弥陀岳ですが、八ヶ岳連峰最高峰である赤岳の隣に鎮座するその姿は雄大。

主脈上の山、とくに南八ヶ岳エリアに登ればおのずと目に映る存在感がありますが、如何せん隣の赤岳が八ヶ岳最高峰であるため知名度では赤岳の陰に若干隠れてしまっている感は否めません。

今回は、そんな阿弥陀岳を登るべく秋晴れの日帰りハイクを計画。

気持ちの良い澄んだ青空の下、少し残る紅葉と落葉の狭間を歩く予定でしたが、当日はまさかの雪!

前々日まで晴れ渡る予報だったものの、天候が変わりやすい山岳地帯かつこの季節なので仕方ないですね。

チェーンスパイクや防寒アイテムを持って、いざ八ヶ岳連峰主要峰制覇に向けて出発!となりました。

【 阿弥陀岳(八ヶ岳連峰) 】

八ヶ岳の玄関口である美濃戸登山口へ前日前乗り。

車中泊にて仮眠をして早朝3:30出発としました。

その理由は、日の出の時間帯に阿弥陀岳から赤岳にかけての稜線を歩きたいがため。

雪予報は一時的で前後は晴れ予報だったので、それに賭けて出発。

出発時は星空が広がる好天模様。これは期待ができると意気込みます。

午前3:30、外気温は7℃と思ったほど低くなくベースレイヤーの上にJOLLY GEARを羽織って行動開始。

写真は出発地点にある美濃戸山荘に置かれているカッコイイ車型の薪ストーブ。

そんな期待はすぐに破られることになるのがこのボクの得意技。

出発して早々、あれだけ綺麗だった星空はいつの間にか闇に飲まれ、首元にポツリと水滴が。

森林限界より上では早速雪が舞い始めたのか、この地点(およそ1900~2000m)では雨が降り始めた。

午前4時過ぎ、日の出前の一番気温が落ちる時間帯に打たれる雨は一層冷たい。

すかさずシェルを羽織る。

標高が上がるにつれて次第に雨は雪へと変わっていく。

地面にも薄っすらと白い雪が残り始めた。

午前6時、行者小屋に到着。

途中、ルートロストしたことで予定より若干遅れての行者小屋到着となった。

この日の日の出予定時刻は6:00~6:10だったので、霧の色は明るくなっていた。

空の上は晴れているのだろうが、霧が抜ける様子はない。

行者小屋は標高が2,350m、気温は0度を下回っていた。

ここでシェルの下にSAMBOBのアルファ90フーディを被る。

時間的にも天候的にも日の出は諦めて、一瞬でも眺望が開けることを祈って先に進む。

阿弥陀岳山頂(2,805m)まで残り500m、ここから一層雪模様が強くなっていく。

雪の降りたて、積もりたてとはいえ、細心の注意を払いながら進んでいく。

午前7時、阿弥陀岳登頂。

眺望は一切なし(笑)

霧が一瞬でも抜ける気配も無し!

八ヶ岳連峰の主要峰制覇の瞬間はボクらしい曇天の中◎

残念な気持ちは無く、これはこれでボクらしくて良いとさえ思えるから不思議だ。

眺望は無いが、雪と霧氷の幻想的な世界が広がる。

積雪期に入れば全て埋まって一面の銀世界となってしまうため、この景色はこの時期だけのもの。

計画では阿弥陀岳から赤岳へ続く稜線を朝日に照らされながら歩き、赤岳に立ち寄って下山する予定でしたが、一向に霧が晴れる気配はないので赤岳はパスして下山。

阿弥陀岳に登って八ヶ岳主要峰制覇を達成した後に、最高峰の赤岳から八ヶ岳エリア全体を眺めるエンドロールを思い描いていましたが、そう上手く物語は進みませんでした(笑)

それでも、この日の第一目的であった阿弥陀岳はクリアしたのでこれでよし。これでいいのだ。

下山時、行者小屋あたりまで戻ってくると霧を抜けることができた。

山頂部はまだまだ霧に包まれている。

標高を下げていくにつれて次第に日も差し込むようになってきた。

やはり霧の上は晴れていたわけだ。

八ヶ岳エリアの大好きな苔の世界堪能しつつ、スタスタと下って無事に下山。

この日は、JOLLY GEARの新色「 MIDNIGHT SUN 」を着用。

ダークブルー基調の柄シャツのイメージで着用できる感じがGOOD◎

JOLLY GEARの詳しいレビューはコチラをどうぞ⇓

《 ジョリーギア着用レビュー 》アメリカ発!個性的な絵柄が山で映える!噂の山シャツをレビューします◎

アクティブインサレーションには、新規取り扱いブランドのSAMBOBを抜擢。

この日の気温は主に-2℃~10℃でしたが、ボクは概ねアルファ90フーディで対応可能でした。

行者小屋より上で羽織っていましたが、風が吹いていたのでシェルと併用で対応。

森林限界までは雨だったのでシェルのみでしたが、天候が良ければシェルではなくコチラを被って行動でも良かったかもしれません。

SAMBOBの詳細はコチラをどうぞ⇓

《SAMBOB》アメリカから知る人ぞ知るアクティブインサレーションが日本上陸!!

今回で八ヶ岳エリアの主要峰は完登となりましたが、このエリアの歩いていない道はまだまだたくさん。

これからも毎年通ってこのエリアを歩き尽くしたいと思います。

昨年、行った八ヶ岳主脈1DAY縦走についての詳細も、いつか時間があればお届けしたいな~と思っています。

 

それでは。

-大田-

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