PARAPACKを求めて in Pacifica Carifornia

11月より満を持して取り扱いの始まったPARAPACK(パラパック)

10月下旬、BAMBOO SHOOTSクルーはアメリカ・サンフランシスコ・パシフィカにあるPARAPACKのアトリエを訪れました。その時の様子をお届けいたします。

 PARAPACKとは?】

 「可能な限り多くの頭のサイズにフィットし、かつ軽量でコンパクトな帽子」をコンセプトに工業デザイナーであるIan(イアン)と建築デザイナーのJai-Yu(ジャイ・ユー)がアメリカ・ソルトレイクで2021年に立ちあげたキャップブランド。

<PARAPACK>という名前はコンパクトに収納できる機構と素材のそれぞれがパラシュートからインスピレーションを得て名づけられています。

 LowproBoundary Supplyといった有名ブランドで10年近くバッグデザイナーとしてトラベルバッグなどをデザインしてきたイアンのデザイン力と、建築デザイナーでありテキスタイルにも造詣の深いジャイ・ユーのセンスが合わさることで、機能的で洗練されたデザインのプロダクトが生み出されています。

 商品はもちろんのこと、商品パッケージやブランドサイト、インスタの作り込みもとてもスタイリッシュで創業からわずか2年とは思えないクオリティ。

私たちはそんなPARAPACKの超軽量でコンパクトに収納できるという機能面、その美しいデザインに魅了されてBAMBOO SHOOTSでの取り扱いを決意しました。

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 PARAPACKに訪れたのはアメリカ到着初日。

日本との時差は17時間近くあり、若干の時差ボケに苦しみながらもPARAPACKのアトリエがあるサンフランシスコ市内のPacifica(パシフィカ)という街へレンタカーを走らせます。

パシフィカはサンフランシスコの中心部から車で約40分程度の太平洋に面した小さな街。サンフランシスコ市内の喧騒から離れた、とても静かで自然溢れた場所です。

当日はサンフランシスコ名物の霧が立ち込め、ジャケットを着ていないと肌寒いくらいの気温。

 

PARAPACKの二人が暮らし、アトリエのある家もそんな閑静な住宅街にひっそりと佇んでいます。とても開放的で雰囲気のあるアトリエは、ジャイ・ユーの叔父さんが長年住んでいる一軒家の一室でここで日々プロダクトの開発を行っている。

出来上がった製品は家の裏手にあるガレージで2人が仕分け、梱包作業を行って出荷しているそう。

 早速イアンとジャイ・ユーのワークスペースを案内してもらいます。

PARAPACKのプロトタイプで作られたランプシェードがかわいい。

デスクには二人の好きなものがたくさん並べられています。

ちなみに、PARAPACKのパッケージのラベルは画面中央にある小さなプリンター(PARAPACKのステッカーの貼ってある機械)で全て作成しているそうです。

サンプル作製用のミシンもしっかりと置かれている。

ミシンはもちろん日本が世界に誇る「JUKI」のもの。

 

ローテーブルを囲んでPARAPACKについての説明を受けます。

私たちが疑問に感じていたことや今後の展開についてなど様々な話をしました。

左奥が創業者兼デザイナーのイアン。左手前がジャイ・ユー。

 

一通り話を終えるとイアンがアトリエの奥からごそごそ探り1つの小さな段ボールを私たちに見せてくれました。中身はPARAPACKの貴重なプロトタイプの数々。既存の帽子をカットしたり、使えそうな生地で数々の試作品を作っているようです。

 

こちらはV-CAPの試作品。

P-CAPの頭の部分をそのまま取り除いたらもっと快適に自転車に乗れるんじゃないかと思ったんだ」とイアンは言います。

ちょっとしたアイディアを実際に手を動かし試作を繰り返すことで素晴らしいプロダクトが生まれていることがよく分かります。

 

ULシーンではお馴染みのDCFを使用した試作品。

保水をしないDCFの特性上、汗抜けがとても悪くとても帽子には採用ができなかったとのこと。

 

最後に全員でPARAPACKをかぶって記念撮影。

そして、ディナーは二人がおすすめする「HOOK FISH CO」というお店を案内してもらいました。こちらは地元の新鮮な魚介類を堪能できるお店でフィッシュ&チップスやブリトーが有名とのことで期待が膨らみます。

 

海辺にほど近いカフェなどおしゃれなショップが集まる一角にお店があります。

平日にも関わらず席は満席でローカルの人々にも愛されているようです。

 

カウンターには新鮮な魚介類が並びます。

 

 

アルコールもクラフトビールを中心に品ぞろえ豊富。

この日はイアンのおすすめするHAZY IPAをチョイス。

まるでグレープフルーツジュースのようなとてもフルーティーな味わいはブリトーやフィッシュ&チップスとの相性もばっちり。

 お互いの国のアウトドアマーケットの状況や、それぞれの文化や食事について等、お酒も進み楽しく意見交換ができました。

 

二人と別れた後は、美しいサンセットを眺めながら近くのビーチを気持ちよく散歩し、アメリカ出張の一日が幕を閉じました。

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 PARAPACKBAMBOO SHOOTSで取り扱う以前より着用していましたが、実際に彼らに会いに行き、ブランドのフィロソフィーや商品について貴重な話を直接聞けただけでなく、彼らの人柄までわかったことでより一層ブランドを好きになりました。

 超軽量でコンパクトに収納できる機能面、ミニマルで美しいデザイン、双方を兼ね備えた全く新しいPARAPACKのキャップ、ぜひお試しいただければと思います。

 

BAMBOO SHOOTSではPARAPACKの商品をフルラインナップで取り扱っています。

中目黒の店舗またはオンラインサイトでご購入いただけます。

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また、店長大田の商品レビューブログもコチラから合わせてご覧いただけます。

是非、キャップ選びの参考にしていただけると幸いです。