《 ハイパーライトマウンテンギア / アンバウンド40 レビュー 》"FKT"プチ実践?八ヶ岳1Day全山縦走にチャレンジ
こんにちは!
1月半ばに到着した、 "HYPERLITE MOUNTAIN GEAR"(以下、HMG)の2024年デリバリー第①弾。
寒い時期にも関わらず、HMGのバックパックや小物アイテムの夏山での使用を見越したお客様や、行ける範囲の山で今すぐ試したいといったお客様など、早くもたくさんのお客様にご来店いただております。皆様のご来店、誠にありがとうございます!
本日は、ボクが愛用している《 UNBOUND40 》のレビューVol.2 をお届けいたします。
昨年夏、北、南アルプスで使用した際のレビューVol.1は、以下のリンクからご覧いただけます。
アンバウンド40をご検討中の方は、今回のレビューVol.2と合わせて是非ご覧ください◎
”《ハイパーライトマウンテンギア》-アンバウンド40- 実際にテント泊装備を背負って約60㎞を歩いたスタッフレビュー!”
【 HYPERLITE MOUNTAIN GEAR 】
- UNBOUND40 -
昨年の10月頭。
夏と秋の狭間の時期に、八ヶ岳1Day全山縦走を企画した際、最初に悩んだのがバックパックでした。
本当はもう少しコンパクトなバックパックを第一候補にしていましたが、
・季節の境目で天候が不安定で直前までハッキリしなかったこと
・天候に伴って気温も読めず、直前で防寒着を増やす可能性があったこと
・天候が荒れた時に備えて防水性を重視したこと
これらを踏まえて、本体上部の吹き流し部の調整で大きさを可変でき、ウエストベルトは着脱可能、内部はシームテープ処理されていてバッグ自体の防水性も高いアンバウンド40に決定。
また、今回のような"ファスト&ライト"で標準のコースタイムを巻いていく、いわゆる"ファストハイク"では、"外部容量"が多いモデルが相性良いということも大きな選定理由です。
アンバウンド40は、ダイニーマメッシュの大きなフロントポケット&特徴的なボトムポケット、さらにウエストベルトポケットに大容量のサイドポケットと外部容量は多量多彩。
さすがFKTスタイルのエッセンスを取り入れ、デザインされたバックパックです。
さらに完全に私情が挟まりますが、実はボクは、2020年にも同じく10月の頭に八ヶ岳1Day全山縦走に挑んでいます。
その時は装備を全くUL化できておらず、ガッシリとした重たい60L以上のザックにあれもこれもと詰め込み、パンパンになったザックを背負って”ファストハイク”試みた結果、途中でエスケープせざるを得なくなった苦い経験が。。
今思えば、あの時の経験がきっかけとなって、装備を軽量化する必要性、装備の取捨選択する重要性に気づき、シューズも見直し、歩き方も見直すことに繋がっています。
そんな過去もあり、ボクにとって今回はいわばリベンジマッチだったわけでして。
この3年間での自分の成長や装備のアップデートを全てぶつける山行。
そう考えると、ハイキングカルチャーにおける数々の変遷を経て、HMGが満を持して世に放ったアンバウンド40をチョイスすることは、今の自分の最先端を背負うというような意味合いもあり、アンバウンド40を背負って臨みました。
それでは、前置きが長くなりましたが、約40kmのファストハイクで使用してみてどうだったのか綴っていきます。
まず今回の山行では天候状況が非常に悪くなってしまい、満足のいくファストハイクが行えるような状況では無かったのですが、その状況下でも試せたことをレビューしていきます。
・フロントポケット&ボトムポケット
今回はファストハイクで補給などで立ち止まる時間を最低限にすること、天候悪くバックパックの吹き流しを開ける回数を最低限にすることを意識したパッキングをしました。
そのため、フロントポケットが行動食やシェルの出し入れに非常に役立ちました。
アンバウンド40のフロントポケットは二重構造になっているのがミソ。大容量で深いポケット形状ですが、二重目の小ポケットと内部で繋がっていて、二重目の小ポケットを通して下部からもアクセス可能。
小さいゼリー飲料やタブレット剤などを入れていてもすぐに取り出せます。小ポケットが受け皿の役割を果たしているわけですね◎
では、ボトムポケットはどのように使用したのか。
ボクは今回"ゴミ箱"として使用。
常に霧雨と風が付きまとう状況だったのでバックパックを背負ったまま、手袋をしたままで簡単にアクセスできるボトムポケットは行動食のゴミ入れとして良く機能しました。
ただし、今回はインサレーションや寝袋、飲料水などでバックパック自体にある程度のウエイトと張り(ボリューム)がある状態での使用だったので問題ありませんでしたが、さらに軽量化を進め、よりコンパクトにパッキングした際は、ポケット口が緩みゴミが落ちる懸念もあるため、注意は必要かと感じました。
・防水性能
初日は常に霧雨と強風にさらされていましたが、内部への水の侵入は無し!
ウインドライダーシリーズから構造を見直し、内部のシームテープ処理が可能になったことで、弱点であったシーム(縫い目)からの水の侵入を心配しなくても良くなり、完全防水ではないもののその防水性は強固なものと言えます。
そういえば、夏の北アルプスで雨に打たれ続けたときも浸水は確認できず、ボクの中で防水バッグとしての信頼を勝ち取っているのがこのアンバウンド40です◎
今回はあくまでもアンバウンド40のレビューですので、八ヶ岳1Day全山縦走の山行詳細は省きますが、初日の天候状況が影響し、ファストハイクは危険と判断。
結果的には30時間をかけて、南は観音平登山口から北の蓼科山登山口まで縦走しました。
今回で2回目のレビューとなったアンバウンド40ですが、ボク自身まだまだ魅力を最大限引き出せていないバックパックと感じています。
昨年、このアンバウンド40を背負って約150kmほど歩いていますが、まだまだです。今年もたくさん背負って歩き、このバックパックの魅力もっと引き出していきたいところです。
アンバウンド40の細かな使用感やサイズ感など、店頭にてウエイト入れた上でご説明させていただきますね◎
また、八ヶ岳1Day全山縦走の詳しいお話は店頭にて是非とも大田まで!
それでは『 アンバウンド40 レビューVol.3 』をお楽しみに!
バンブーシュート
大田
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HMGの商品ページはコチラから◎
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