【白神山地】縄文の森へ避暑ハイク

こんにちは、BAMBOO SHOOTSスタッフの坂本です。

7月の終わり、白神山地と下北半島でハイキングをするべく青森県へ行ってきました。例年なら梅雨明けとなるタイミングですが、今年の北東北は梅雨が長引き滞在した6日間は連日雨模様。そこで予定を少し変えて縄文遺跡巡りや温泉銭湯巡りの比重を増やし、雨の中で軽めのハイキングとなりました。今回も使ったギアやウェアのレビューをしながら山行の様子を紹介していきます。白神山地はJR五能線の「白神岳登山口駅」から直接入山できることもあって、東北の山では比較的アクセスが容易です。新宿発の夜行バスで秋田市へ移動し、秋田駅から電車に揺られて白神岳登山口駅に着いたのは12時過ぎ。登山開始時間としては遅めですが、宿泊予定の白神岳避難小屋までは緩めの行程なので同行者ときのこを探したりしつつのんびりスタート。ちなみに、白神岳登山口駅のすぐ裏手が海なので一旦海を目指してからシートゥサミット。駅から暫く舗装路を歩くと登山口駐車場へ。白神岳登山口駅にトイレはなかったので、登山口駐車場の大きなトイレとベンチで身の回りを整えいよいよ登山開始。白神山地は屋久島(屋久島の山行記事はこちら)と共に日本で最初に世界自然山に選ばれた場所。最大規模のブナの原生林が広がる圧倒的自然、お目当てのきのことは出会えませんでしたが、倒木に生えたイヌセンボンタケや苔の上の変形菌を観察したり、いのち溢れるブナの森はとても賑やか。今回背負っているのはHMG『ELEVATE22』。WAYPOINTやDAYBREAKに比べると目立たぬ存在かもしれませんが、影に隠れた名品だと思います。クライミングバックのような縦長な形状は細身の方でも体からザックがはみ出ることなく背中への収まりがとても良い。おかげで歩行時のブレも抑えられている。

22Lという絶妙な容量は一泊のULテント泊や小屋泊にちょうどよく。シングルウォールテントやフロアレスシェルター&夏用シュラフ&エアマットといった組み合わせなら無理なくパッキングできます。同容量のDAYBREAKと悩まれる方も多いと思いますが、縦長な分ポールや傘などの長物の固定がしやすく、両サイドのデイジーチェーンによる拡張性も高い。

また、ウエストベルトやバンジーコードを外した際の最小重量は400gと、DAYBREAKの最小重量と比較して100gほど軽い。軽さを求めるハイカーにとっては大きな差になるかと思います。日常使いを意識したDAYBREAKはジッパーポケットやPCスリーブ付きで利便性を高めたモデルなので、普段使いも考えている方はDAYBREAK、軽さにこだわり最低限の装備でテント泊を考えている方はELEVATEを選ぶのが吉◎個人的にELEVATEのサイズ感や背負った時の収まりと重心バランスがとても好きで、同じ寸法のザックをMYOG(自作)するほど気に入っています。最低限のテント泊装備でミニマムなパッキングに挑戦してみたい方には特におすすめなモデルです。森林限界を抜けたあたりで頭上には暗い雲、山頂は完全に雲の中。この辺で雨が降り始めましたが、すでに小屋は近く風がないので傘を差しながら歩き通した。16時ごろ避難小屋に到着。雨は止む気配がなく同行者と小屋でだらだら過ごす、この日は他に登山者はいなくて小屋は貸切状態でした。ラジオを聴きながら早めの夕食にスモールツイスト(※店頭限定販売)をいただく。中綿入りのコジーHMG『REPACK』は保温力が高くて、お湯を入れ15分経ってもまだ熱々。REPACKは保温コジーとしてだけでなく、500mlクラスのクッカーならそのまま収納できて凹みやすい軽量なクッカーの保護ケースとしても使えます。画角や口径次第でカメラの替えレンズも入るので、星を撮るため明るい単焦点レンズを持って行く際に入れたりもしてます。翌日も雨予報でしたが、午前中は幸い晴れ間もあって山頂からは雲海が望めた。下山前にこの景色が見られただけで十分です。下山してからは十二湖へ移動してハイキング。十二湖周辺は遊歩道もよく整備されていて、ビジターセンターやお土産屋さんもあり観光客でも賑わうエリア。十二湖から車道を歩いて海辺まで出たら、白神山地で汲んだ湧水でコーヒータイム。下山後は再び五能線へ乗って鯵ヶ沢の駅前旅館に泊まりました。旅の後半は下北半島へ行って、仏ヶ浦や恐山でハイキングや温泉を楽しんだ。いのちを育むブナの原生林、白神の森とは打って変わり荒涼とした死後の世界。寺山修司「田園に死す」のワンシーンを思い出しながら小雨の恐山を歩きました。最後は青森市内に戻って一泊、ねぶた祭り前日で街全体が浮き立っている。ねぶたも見たかったけれど、後ろ髪惹かれる思いで東京への帰路についた。今回は雨予報だったこともありシューズはNOTACE『YAMA T1』を選びました。これまで履いてきたいくつものトレランシューズの中でYAMA T1の抜けの良さ、乾きの速さはトップクラスに感じています。私はさらにインソールを抜いているので、シューズ自体が殆ど保水せず濡れて重たくならないのも気に入っている点です。汚くて申し訳ありませんが、こちらの写真は500km以上歩いた状態のもの。メッシュのアッパーも踵周りにも殆どダメージがなくまだまだ履き続けられます。

アウトソールのラグは摩耗してしまい、濡れた岩や木の上では滑りやすくなってきましたが、足裏感覚が良いのとソールに刻まれたスリットにより足の動きに対する追従性が高く、身体のバランスを保てて転んでしまうことはなかった。

2026FWからはYAMA T1に新色のオリーブが仲間入りしています。実際に足を通すとその履き心地の良さが分かりますので、ぜひ店頭で試してみてください。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

-------------------------------------------------------

BAMBOO SHOOTS / バンブーシュート

153-0051 東京都目黒区上目黒1-5-10中目黒マンション107 

【営業時間】11:00- 19:00

【INSTAGRAM】@bambooshoots_shop