【Yosemite Nationnal Park】人生で一度は見たい絶景

 こんにちは。BAMBOO SHOOTSスタッフの黒田です。

先月末 BAMBOO SHOOTSクルーは取り扱いブランドの作り手たちに実際に会いに行くべくアメリカを訪れた。

7日間でサンフランシスコ、ソルトレイクシティ、ローガンを回るという行程。

今回のブログではアメリカ滞在中に訪れたヨセミテ国立公園でのハイキングの模様をお届けします。

【ヨセミテ国立公園について】

ヨセミテ国立公園はカリフォルニア州中央部に位置し、

エルキャピタンと呼ばれる白い花崗岩の絶壁、巨大な滝、谷や木々の間を流れる美しい大小の川、ジャイアントセコイヤの巨木の林など 多様な生態系を拝むことのできる貴重な国立公園。1984年には世界遺産にも登録されています。

 ちなみにヨセミテへはサンフランシスコから車で片道約5時間。往復移動距離400マイル(640km)という距離を一日で往復するという今回のアメリカ滞在中最もハードな一日となった。

今回は歩いたのは「Yosemite Valley Loop Trail」という全長18.5kmのトレイル。

(参照 : https://www.nps.gov/yose/planyourvisit/valleylooptrail.htm)

観光名所であるブライダルベール滝、エルキャピタン、ヨセミテ滝、ハーフドームなどを歩きながら堪能できる中難易度のコース。

かなりのタイトスケジュールで安全を考慮して全てを歩くことは叶わなかったが、それでもヨセミテ国立公園の壮大な自然を味わうことができた。

とてもフレンドリーなパークレンジャー

 サンフランシスコから車を進めること約5時間近く。ようやくヨセミテ国立公園に到着。入口ではでは入園料$35を支払う。

入口のパークレンジャーは日本からやってきたことを知ると「こんにちは」と日本語で挨拶をしてくれ、日本語に翻訳されたガイドマップを手渡してくれた。

ホスピタリティ溢れる接客は今回のアメリカ滞在の中でも非常に印象に残っている。

日の光が当たり神々しく鎮座するエルキャピタン

 園内の路肩にはすでに大量の車が止まっており、皆、車から降りて広大な景色の撮影に夢中になっていた。私たちも例にもれず景色を撮影。

観光名所の人るであるブライダルベール滝付近に車を止めてここをスタート地点とする。

この日のヨセミテ国立公園内は雲一つない快晴でハイキングにはピッタリ。

私たちがいる手前は日陰になっているが目の前のエルキャピタンには太陽の光が当たりその大きさがよりいっそう強調される。

ブライダルベール滝。夏はかなりの水量があるようだが私たちが訪れた10月末にはだいぶ少なくなっていた。

私が今回のトレイルに選択したのは【TRAIL BUM / BIG TURTLE】(写真中央)

今回のアメリカ出張では現地での買い付け品を運搬するために大型のバックパックを使用したため、背面のパッドを抜いてコンパクトに畳んでバッグに収納できるBIG TURTLEが大活躍。

幅広なショルダーストラップのおかげでパソコン等の重量のあるものでも、ストレスなく持ち運ぶことができます。

一見ペラペラで頼りなく見えるバッグですが細かなこだわりが詰まった非常に完成度の高いバッグ。

普段使いや日帰り登山はもちろん、出張やご旅行の際のサイドパックとしても活躍しますよ!

この日の最高気温は10℃後半、最低気温一桁台と過ごしやすい気候のはずだが、

標高の高い山間部ということもあり日陰は想像以上に寒く中綿が必須。

逆に日向は汗ばんでくるような暑さで非常に寒暖差が大きかった。

今回私たちが訪れた範囲では登山装備をした人は殆どおらず、9割がた観光客といった形で家族連れも非常に多い。

この国立公園自体が東京都の約1.4倍という広大な広さということもありこの自然を堪能するには一日では全然足りないボリューム感があることが分かった。

園内には自転車用の舗装路も整備されておりサイクリングを楽しむ人も多くみられた。

園内の大半は車での移動が可能なうえに自転車用の舗装路も用意されている。

また、自転車をレンタルすることもできるようで自転車で気持ちよさそうに園内を散策している人も多々見かけた。

肝心のトレイルは基本的に車道沿いの舗装されたトレイルを歩く形になるが、

ところどころ岩場があったり整備のされていない道があったりとても歩きごたえがある。

何よりトレイルに入ると一気に人がいなくなりヨセミテの広大な自然を一人占めできるという非常に贅沢なトレイルであった。

トレイル中にどんどんと景色が変わる。

どこを見渡しても広大な自然が広がり見飽きないとても贅沢な時間を味わった。

道端に生えているキノコや木の模様など1つとってもスケールが違う。

PATAGONIAはこんな自然の風景を見て柄や色を考案しているのかな~

なんてことをBAMBOO SHOOTSクルー同士で話しながら道を歩いていく。

熊との事故を防ぐために速度減速を促す看板
カラビナマーク クライミングルートへの道標だろうか?なんてことのない標識もアメリカ補正なのかとてもかっこよく見える。
トレイルの脇にそびえる巨大な岩を思わずパシャリ

 

私でも簡単に登れそうな巨大岩を発見し大人げなく挑戦。

道中にはこんな感じの巨大な岩がごろごろと転がっている。

よく観察してみるとチョークのついた跡などもありクライマーが実際にクライミングもしているようだ。

Half Dome View Pointからの景色。

右手側はPATAやTNFのグラフィックでお馴染みのハーフドーム(Half Dome 2.694m)

左手側はBasket Dome 2.315m North Dome 2.299mm

 VILLAGE STOREというスーベニアショップ 店内にはYOSMEITE関連のお土産がずらりと並んでいる。

 

トレイル全周の内3分の1くらいに相当するCURRY VILLAGEへ到着。

この先にハーフドームを間近で見れるビューポイントを今回のゴール地点として設定。

時間の関係からこのまま歩くと帰りが遅くなりそうだと判断し、シャトルバスに乗りスタート地点まで目指す。

しかしシャトルバスの降車場所を間違え結果的に帰りも結構な距離を歩くことになり帰りは想定通りぎりぎりの時間となってしまった。

【さいごに】

今回はスケジュールの関係でヨセミテ国立公園内のほんの一握りしか歩くことができなかったが、それでもスケールの違う壮大な景色を楽しむことができた。

たった半日程度でこの感動が味わえるのであれば、ヨセミテ国立公園から340km続くJMT(ジョン・ミューア・トレイル)をロングハイクはどんな感動が待っているんだろうと思わず想像してしまった。

ヨセミテでの今回のハイキングは今までロングトレイルなんて映画や本の中でしか見たことがなかったけども、なんだか少し存在が近くなったようでいつか挑戦してみたいなと感じた貴重な経験であった。

アメリカ滞在中の記録は随時更新していきますのでそちらもぜひお楽しみに!