《 2024 山の日 》1泊2日で富士山に登ってきました!
こんにちは。
本日もバンブーシュートブログをご覧いただきありがとうございます!
皆さま、今年のお盆はどのようにお過ごしされたのでしょうか??
帰省してゆっくり休暇を楽しんだ方や、大型連休としてアクティビティに明け暮れた方など様々かと思います。
バンブーシュートにも、このお盆期間たくさんのお客様が来店くださいました◎
ありがとうございました。
またご来店くださった際には、ぜひ皆さまのお盆のお土産話お聞かせくださいね!
さて、かくいうボクはどうしていたかというとですね。
お盆と山の日を前に富士山に登っていました!!
かれこれ登山歴は10年以上になりますが、実は富士登山をするのは今回が初めて。
日本に生まれて登山やハイキングに興じている身としては、いつか一度は登りたいとは思っていたものの、他の山行予定を優先してしまって、そのうち、、いつかは、、と思いつつも長年計画を立ててこなかったわけです。
そうして長らくご縁がなかった富士山ですが、友人に誘われ今回ついに富士登山を計画することに。
弾丸登山者が多いことで度々ニュースになっている富士登山、しっかり前もって山小屋を予約して1泊2日の小屋泊山行で計画を立てました。
3週間ほど前から宿探しを始め、意外と空室があるなんて少し余裕をこいていたところ、2週間ほど前になって本八合目より上の小屋は軒並み満室になってしまい。。
7合目あたりまで下げて宿を探し、幸運にも8合目『太子館』に空きがあり滑り込みセーフ、、!
ボクらの目的は山頂からのご来光という訳でもなかったので、5合目と山頂のちょうど中間に位置する太子館は初日の行程を圧迫せず、ゆっくり登りたいボクらにとっては結果的にナイスな選択でした。
あれだけの数の山小屋が点在してても当日になれば平日だろうとどこも満室になるというので、富士登山人気の凄まじさを垣間見た気がします。
それでは、前置きはこのあたりにして富士登山回顧録をどうぞ!
《1日目》
初日は、6:45新宿発の京王高速バスに乗り込み直通で富士吉田5合目へ。
この日の予報は曇り/雨。
すでに富士吉田5合目は濃霧状態であり、今回もボクの特性”山岳雨男”は平常運転のご様子。
それでも、5合目はすでに登山者や観光客で活気ある雰囲気。
この日は、宿泊する太子館まで約3時間ほどの行程のみのため、少しばかり5合目でゆっくりしてから出発することに。
レストハウスでコーヒーをいただき、写真撮影して観光気分を味わってからスタート。
出発の前に、まずは富士吉田ルートの通行料2,000円(必須)と富士山保全協力金(任意)1,000円を支払う。
通行料2,000円(必須)を払った証明となるリストバンドは、道中に何度か確認される箇所があるので無くさないように注意が必要。
富士山保全協力金(任意)1,000円を支払うと、その証明として木札がもらえるようだ。
海外のお客様で富士登山帰りに立ち寄ってくださる方々が、たまにバックパックに付けている木札はコレだったのかとここで判明。
ゲートを通過して、いよいよ入山。
まずは砂地の単調な登からスタート。
濃霧かつ景色や勾配が全く変わらないのでただ黙々と進むのみ。
この道をひたすらジグザクと登っていく。
1時間ほど登り続けると7合目の山小屋群が見えてきた。
この辺りから、徐々に登山道に火山岩が顔を出し岩場を登る場面が増え始める。
また、ここからは登るペースによるものの10分~30分ほどの間隔で山頂まで山小屋が立ち並んでいて、トイレ休憩や補給での休憩は不自由なく行うことができる。
これが吉田ルートの魅力であり人気の理由だろう。
7合目を過ぎ8合目に向かうあたりからは、完全に岩場を登ることになり勾配も少しキツくなる。
どうやら太子館周辺が特に岩場の勾配がキツく、太子館の一つ下の東洋館から一つ上の蓬莱館までの区間が特にキツいそうだ。
入山してからおよそ2時間。
大きな休憩も無しにずーっと登り続けていたので、ちょうどゆっくり休憩でも挟みたいな思った矢先、本日の宿である太子館に到着。
上の写真1枚目は、宿泊した太子館手前の階段。
太子館前のベンチには、岩場の先に待ち受ける写真の階段を登り切って倒れ込むように座る登山者を大勢目にしたのだった。
キツい区間のちょうど真ん中、太子館はそこに標高3,100ⅿのオアシスの如く佇んでいた。
13:30分前にチェックイン、夕食の組は1組目(16:00から)となったので、それまでの時間は小屋前のベンチでのんびりとダベることに。
と、ここで緊急事態?が発生。
午後から降雨の予報だったはずが、どんどん晴れ間が差し込む事態に。
友人が自称重度の晴男であり、完全に天候操作で敗北を喫することに。。笑
予想外の青空の下、通り行く登山者を横目にベンチでコーヒーとおやつを食べるボクら。
海外からの登山者が非常に多く、体感では日本人登山者は3割ほど。
世界遺産であり日本のシンボルともいえる富士山の世界的人気は、思っていた以上だった。
16:00時 夕食。
夕食はカレー。
山小屋のカレーは美味い、これはもう言うまでもない。
おかずは鯖の煮付けとウインナー、ゼリーに富士山饅頭?
美味しい夕食、ごちそうさまでした。
夕食後は18時前に一度就寝。
その後一度目覚めると、御来光第一陣と思われる団体が日付け変更前に出発の準備をしていた。
外の様子を見に出てみると、雲の隙間から富士吉田の街の夜景が覗き、時折小屋と同じ空の位置で雷が鳴っていた。
この時間に出発する御来光登山者は、すごいスケジュールだなと感心しつつ再度眠りについて初日が終了。
《2日目》
3:00起床。おはようございます。
団体の方々はじめ、多くのグループがa.m.1:00〜3:00あたりにはご来光に向けて出発する中、ボクらは3:00までゆっくりと睡眠。
眠い目を擦り準備しながら、朝食にいただいたパンを腹に入れて出発したのは早朝4:00.
この時間帯は渋滞することなく順調に歩が進む。
4:30頃から空が白み始めた。
徐々に白んでいく空を眺めながら、赤く照らされていく山肌を登っていく。
5:00 朝日が顔を出す。
この時ボクらは、本8合目富士山ホテルで休憩中だったので小屋の方にお願いして朝日をバックにパシャリ。
山岳雨男のボクとしては、御来光が少しでも見れるタイミングがあったらいいなと思っていたほどなので、ここまで完璧な御来光を見ることができたのは晴男の友人に感謝ですね。
日が昇ってからは、日差しが赤土に反射して真っ赤に燃えるような山肌を踏んで登る。
いわゆるモルゲンロートの中を進んでいく。
この後、9合目あたりになって登山道が少し渋滞。
それでも予定通り、2時間弱で山頂部へ到着。
山頂部はさすがの賑わいで、休憩スペースでは常に各ツアーのガイドさんが集合や点呼の呼びかけをする声で溢れるお祭り状態。
休憩しながら暫し景色や賑わいを楽しんだ後はいざ”お鉢巡り”へ。
お鉢巡りとは、富士山山頂部をグルっと一周すること。
お鉢巡りの由来には、山頂部にある八つの峰がお釈迦さまが座るハスの花びら”八葉蓮華”に見える、噴火口の形がすり鉢に似ているからなど諸説あるそう。
浅間大社奥宮や、富士山山頂郵便局、日本最高地点である標高3,776ⅿの剣ヶ峰などを経由するお鉢巡りは、一周すると3㎞ほどになり歩きごたえは十分。
富士山山頂部を余すことなく堪能できるので、体力に余裕のある人は登頂だけでなくお鉢巡りを行程に組み込むのがオススメ◎
ちなみに、最高地点の剣ヶ峰は吉田ルートの正反対にあるので、吉田ルートから剣ヶ峰を目指す方は自然とお鉢巡りを歩く行程になる。
富士山のダイナミックな火口部。
ここの直径はおよそ780ⅿあるようで想像以上の大迫力、とにかくスケールが壮大。
剣ヶ峰3,776ⅿ!
正真正銘、日本の最高峰。
ここで写真を撮るために並んだ時間は、なんと約45分、、
もはや人気アトラクションや有名なカレー屋、ラーメン屋の如く。。
吉田口山頂での休憩やお鉢巡り、剣ヶ峰での写真撮影の並び時間などもあり、気が付けば山頂部に3時間も滞在していた。
十分すぎるほど山頂部を堪能しすることができたボクらだったが、山頂の賑わいに未だ若干後ろ髪を引かれつつ下山を開始。
12時に吉田口5合目を出発するバスを予約しているので、案外時間がないことにここで気が付く。。
急ぎ足で下山していると、いつのまにか須走口との分岐に差し掛かる。
9時過ぎに下山を開始して、この時9:20分。
文字通り駆け下った結果、ここまで20分足らずで降りて来てしまった。
下山途中、何度か物資を運搬する超大型のトラクター?のような車両とすれ違った。
下山道の幅ギリギリの車両を操縦し、寸分の狂いなく力強く登っていく運転技術には脱帽。
その後もひたすら同じ景色の中を下り続け、10時過ぎにようやくジグザグの下りを終えて6合目へ。
下山道と登山道の合流地点を過ぎると、これから登頂を目指す登山者と大勢すれ違った。
昨日の今頃は見送られる側だったボクらは、すっかり見送る側に転じていた。
日本各地に登山道の入口は無数にあるけど、これほどまでに入山者が多いかつ入山と下山の時間帯が被りやすい場所は他にはないように思う。
あの一本道の雰囲気が、より一層達成感を膨らませてくれたのは間違いない。
時間は10:30分、結局1時間半で駆け下ってきてしまったので若干の呆気なさも感じつつ、、
友人とともに達成感の悦に浸りながら無事に5合目へ到着。
最後に入山前に記念撮影をしたパネル前で再び記念撮影をして人生初の富士登山は幕を閉じた。
- 終 -
人生初の富士登山はまさかの大逆転で大晴天となり、大満足の結果に終わりました!
正直、登る前は一度登頂したら満足するんだろうなと思っていた富士山ですが、帰りのバスでは”次は御殿場口からランかな?”と思う自分もいて。。笑
今シーズンの終盤はすでに他の山行で予定が埋まっていますが、来シーズン以降で機会があれば、違う登山道からの登頂も計画してみたいと思います!
最後に今回の富士山登山で着用したウエアなどをご紹介◎
■シャツ
→JOLLY GEAR / TRIPLE CROWN BUTTON DOWN LONG SLEEVE
■トップス
→山と道 / 100% Merino Light Long Sleeve
■ベースレイヤー
→山と道 / DF Mesh Merino Sleeveless
富士山は3000mより高い場所で身を隠すことができない区間がほとんどなので、風が強く吹くことを懸念し頭部を素早く覆えるシャツはフード付きのジョリーギアを選択。
降雨予報でしたが、晴れた場合には3000m後半の強い日差しが照り付けるので、紫外線ケアもできるジョリーギアの選択は大正解でした◎
ベースレイヤーは、お馴染みの山と道 / DF Mesh Merinoシリーズ。
今回は、部屋着&早朝の行動着として同ブランドの100% Merino Light Long Sleeveを持ってきていたので、ベースレイヤーにはスリーブレスを選択しました。
・ジョリーギアレビューブログ
→《 ジョリーギア着用レビュー 》アメリカ発!個性的な絵柄が山で映える!噂の山シャツをレビューします◎
・DF Mesh Merinoシリーズレビューブログ
→《 山と道 》この春、アルファベスト×DFメッシュメリノが心地いい。
■ショーツ
→山と道 / DW 5-Pocket Shorts
■シューズ
→ALTRA / TIMP 5
■ソックス
→SMART WOOL / アスレチックSMRTWLレトロストライプクルー
今回は走りませんが、ボトムはランスタイルで。
早朝はレインを穿いての行動予想していましたが、思いのほか風が少なく気温も高かったので2日間通してこのスタイルで行動していました。
ティンプ5のグリップ力と軽量性は、富士登山でも本領発揮◎
・アルトラ/ティンプ5レビューブログ
→《 アルトラ 》ティンプ5使用レビュー!進化を遂げた最新モデルを早速試してきました!!
■サングラス
→FLOAT / RIGEL
■ウエストバッグ
→HMG / VERSA
2日目は大晴天だったので可視光線透過率が低いRIGEL MATBLACK/GO.MRが大活躍!
眩しさ全くなく、大絶景を目をかっぴらいて堪能することができました◎
少し大きめのウエストバッグであるVERSAは、ボクのようにひとまず何でもかんでもウエストバッグに詰め込みがちな方にはありがたい容量。
ウエストのボリュームを最小限にしたい方は、VICE VERSAがオススメ◎
・FLOAT / RIGELレビューブログ
→《 FLOAT 》フロートアウトドア入荷!取り扱いモデル紹介&着用レビュー
いかがでしたでしょうか?
ご来店された際は、ぜひ富士山トークに花を咲かせましょう◎
それでは!
BAMBOO SHOOTS 大田
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