《 第2回 奥武蔵ロングトレイルレース105K/35K 》大会レポ&着用アイテムレビュー!
こんにちは!
バンブーシュート店長の大田です◎
今回のブログは、先月出場したトレランレースの大会レポートと実際にレースにて着用したアイテムについてのレビュー回となります。
人生で2回目の出場となるトレイルランレースであり、今回はショート部門と言えど距離は35km(YAMAPアプリでの実測でも35.4kmを記録)と長めの設定。
前回、人生初レースとなった《 第8回 日光国立公園マウンテンランニング大会 》は、ショートコース部門15km(累積標高/実測:931ⅿ)に参加。
前回に比べて、距離はプラス20km、累積標高は実測2,396mでプラス1,465ⅿと、レース2戦目にしてタフさマシマシのレースを選んでしまいました。。
はたして結果はどうだったのか!?
早速レポートしていきます。
【第2回 奥武蔵ロングトレイルレース ショート35K】
(YAMAPアプリより参照)
◎大会&コース概要
距離:35km(実測:35.4㎞)
獲得標高:2200m(実測:2,396ⅿ)
制限時間:10時間
関門:3ヶ所(ゴール含む)
今回出場した奥武蔵ロングトレイルレースは、埼玉県飯能市の飯能中央公園をスタート/ゴールとして開かれるトレイルレース。
今年が第2回目と若い大会ですが、前回の第1回大会の様子を追ったテレビ埼玉のドキュメンタリー映像(YOUTUBEで視聴可能◎)を中心に話題を呼び、そのコースのタフさも相まって国内外で注目のレースとなっています。
レースの舞台となる奧武蔵は、標⾼300mから1200mほどの低⼭で形成されており、昔から都⼼からのハイカーに親しまれる緑あり清流ありの⾃然豊かな山域です。
◎コースレポ
35Kのコースは飯能中央公園をスタートし、まずは飯能アルプスに入っていく。
飯能アルプスの多峯主山、天覚山を越えて第一エイドがある『西武鉄道 吾野駅』に降るまでが前半部分の15㎞.
飯能アルプスは、まるでノコギリのような細かいアップダウンを繰り返すので前半セクションですでにハード(笑)
そして後半の20㎞は、いきなり山場が登場。
距離にして約2㎞、標高差にして約400ⅿの急登&直登となる顔振峠を駆けあがる。
その後は第二エイドがある長念寺までの約10㎞をゆるやかにアップダウンを繰り返しながら徐々に降っていく。
長念寺を過ぎると、ラスボスこと釜戸山に挑むことになる。長念寺エイドでしっかり補給してラスボス攻略に挑まないと痛い目に合うので注意が必要。
なぜならここまで約28㎞、獲得標高で約2,000ⅿの行程を走ってきていて疲労はピークという場面。ここで強制的に約200ⅿの直登を強いられることになるからだ。
こちらはボス戦を前にして、すでに相当なダメージ、さらに全能力にデバフがかかっているといって過言じゃない状態。。
理不尽極まりないバトルがここに始まる。
ラスボス釜戸山をなんとか無事攻略できても、残り約5㎞のエンディングロードが待ち受ける。
降り基調だが、ラスボス戦を終えたばかりの満身創痍の身体だ。
ラスト2㎞のロードがとてつもなく長く感じるので覚悟して挑むように!
◎大会レポ
さて、今回ボクは無事に完走することができたのか。
気になる結果発表です。
結果は、、
記録:8時間00分35秒
全体順位:345位(完走者493人中)
年代別順位:99位(39歳以下124人中)
以上の結果に終わりました。
ボクは今回のレースに出場するにあたって、目標タイム《 6時間30分以内 》を掲げて臨んでいたんです。
目標タイムに比べて、1時間半遅れでのゴール。
実はレース中に思わぬアクシデントに見舞われたことが、タイムを伸ばせなかった大きな要因になりました。
というのも、まだまだ序盤の開始11㎞の地点の下り坂でつまずいて大転倒をしてしまい。。
その際のキズが痛み、その後は歩いてゴールを目指さざるを得ない状況に陥ってしまいました。
ちょうど序盤のランナーの詰りが解け始めて、さぁ速度を上げていこうという矢先。
完全に少しの油断と不注意からの転倒だったと思います。。
(YAMAPアプリより参照)
上記の地図を見てもらうと分かりますが、コースの色が赤いところが速度が速いところ。
転倒したのが大高山手前であり、転倒直後から速度が落ちはじめ吾野駅手前が一番遅くなっていることが分かります。
転倒以降、下りの振動がキズに響いたので登りが速くて下りが遅いというペース配分に。
転倒直後は、4km先の吾野エイドでリタイヤしようと真っ先に考えましたが、アドレナリンというのは怖いものですね。
吾野エイドに到着する頃には、『このまま競歩スタイルでパワーハイクすれば、時間内に完歩はできそう!』とやる気に満ちていました(笑)
周りからの声援もあって、アドレナリンの分泌はさらに活性化。
”完走”は諦め”完歩”を目指し残りの20㎞を歩くことを決意したのでした。
そんなこんなで、毎度応急処置をしてくれた各エイドのスタッフの方々、抜かし抜かされてを繰り返したたくさんのランナーの方々、道端でアツい声援を投げてくれた地元の方々、数えきれないほどの励ましを受け、そのおかげで無事?ゴールをすることができました。
本当にありがとうございました!!
でも、完走こそできましたが、非常に悔しい、、!
あの時の一瞬、気を抜いてしまったことが勝負の分かれ目。
満足のいく結果で終えることはできませんでしたが、今後に繋がる良い教訓になったレースとなりました。
皆さまもトレイルランに限らず、ケガにはくれぐれも気を付けてくださいね!
身体あってのアウトドアアクティビティです。
無茶せず無理せず調子に乗らず、自然を満喫していきましょう!
では、最後に今回使用したアイテムのレビューをお届けします◎
-P-CAP LITE
前回、初めて出場したトレイルランレースで着用してから、日々のランニングや山歩きで活躍中の【 PARAPACK / P-CAP シリーズ 】.
今回は、ブランド最軽量(重量 : 約23g)である《 P-CAP LITE 》を着用。
オーソドックスタイプではなく、LITEモデルを選んだ理由は、初夏の6月開催のレースであり昨年のレース当日は飯能市は30度を超える高温高湿度下でのレースだったという情報からLITEモデル1択でした。
LITEモデルは、ツバと前頭部以外はN6モノメッシュという超マイクロメッシュを使用しているので通気性、透湿性が高いのが特徴です。
また、35㎞という長い距離を走るとなった時に重量:23ℊという”被っていることを忘れるほどの軽さ”は魅力的でしたし、キッズサイズから頭の外周最大65㎝まで幅広くフィットさせられる点も多くの人にオススメしたいポイントです◎
ちなみに前回のレースでは、"P-CAP LITE"ではなく、オーソドックスな"P-CAP"をチョイスしていました。
なぜかというと、レース本番が晩秋の11月、しかも開催地が日光だったので気温が低い中を走りるレースでした。
そのため、冷たい空気が頭に直接触れるのを少しでも避けるべく、僅かでも防風性が高い全面がナイロン生地の《 P-CAP 》を選択していました。
※前回のレースレポ&P-キャップレビューは以下からどうぞ!
■《 第8回 日光国立公園マウンテンランニング大会 》結果報告 & 大会レポ!
■《パラパック》P-キャップ着用レビュー!トレランレースで被って走ってみました◎
アウトドア用のサングラスとしてオススメしたいFLOAT - OUTDOOR.
ボクはその中でも、男女問わず似合いやすいミドルウェリントンモデルのRIGELを着用しています。
レンズが大きすぎず、小さすぎず使いやすいサイズ感です◎
FLOATの特徴といえばフレームの丸みを帯びた形状で、首にサングラスをホールドできるという利点があります。
帽子のツバの上にホールドした際も、ホールド力の高さから前かがみになった時に頭から落ちたり、走っている時にズレたりすることが本当に少ないです。
極めつけは、今回ボクが転倒した際に頭の上にホールドされた状態で残っていたことが何よりもの証拠。
しっかり体を張って検証しましたので、このホールド力の高さは自信をもってオススメできます!(笑)
ボクが愛用しているゴールドミラーレンズ(ブラウンベース)は、可視光線透過率:11%と光を通しにくいのでコントラストが上がり、雪面や地面の凹凸が捉えやすいカラーになります。
樹林帯や普段使いでは暗すぎるのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはないと個人的には感じており、樹林帯で緑を楽しみたい時は、どのみち木陰で紫外線も入ってきにくいのでネックやキャップ上にホールドしておいても、前述の通りストレスフリーでしょう!
普段使いも同じ理由で暮らすぎて不自由することないです。
また、重量も実測で27.4ℊと30ℊを切る軽量性。
PARAPACK P-CAP(28ℊ),P-CAP LITE(23ℊ)と合わせると驚異の50ℊ台という数値です◎
前回、すでにレビューブログをアップしているので、ぜひそちらも覗いてみてください!⇓
■《 FLOAT 》フロートアウトドア入荷!取り扱いモデル紹介&着用レビュー
今年から新たにバンブーシュートが提案するメリノウールシリーズのスリーブレスバージョン。
ボクは、日常的にはシャツの下のインナーとして、アクティビティではレース当日のように1枚で着用したり、何かのべースレイヤー代わりに着用したりと春の販売開始から出突っ張り状態でした◎
今回のレースのようにタフで発汗が多くなる状況下でも、メリノウール53%:ポリエステル47%(COOL MAX30%)の混紡生地のおかげで吸湿速乾性が高く、効率よく汗処理をしてくれてるのを実感してます!
また、少しゆったりと仕上げたシルエットはスポーティな見た目にならず、1枚でも着用しやすいデザインです。
今回のレース中の転倒で、後に整形外科の医師に交通事故レベルと言わしめるほどの衝撃が加わっており、破いてしまったので買い足さないとこの夏のローテーションを回すことができません。
それくらい愛用しています◎
念のため補足しておきますが、今回の破れに関してはこの生地が弱いわけでなく、転倒の衝撃が強すぎただけです。
皆さまも岩場にヘッドスライディングするようなことが無い限り、破れることはないと思いますのでご安心ください!
(178cm/65kg Lサイズ着用)
加えて、同素材を使用した半袖カットソーも登場しています◎
-MERINO WOOL 1/2 SLEEVE BASEBALL TEE
こちらのトレイルレビューもブログに残しているので、是非チェックしてみてください!⇓
■《 バンブーシュート 》機能性もデザインも進化を遂げた新型メリノウールシリーズが登場!
ボクは丈が短いピタッとしたモデルが多いランニングショーツが苦手なので、9インチの長さがありながら裾が広がらず、ガゼットクロッチと立体構造パターン、さらには4WAYストレッチ生地で可動域が非常に広いインセンドショーツは重宝しています。
ハイキングショーツとして打ち出されていますが、ボクと同じような考えの人にとってはランニングショーツとして最適解にもなりえると思います。
軽くて薄いので、ここ最近の蒸し暑い気候化のイージーショーツとしてタウンユースするのも全く問題ないシンプルなデザイン出るところも気にっています◎
(178cm/65kg Mサイズ着用)
今回、弊社からは3人のメンバーが出場しましたが打ち合わせなしに3人ともTIMP5を着用、しかも見事に色被りなしという奇跡が起きました!笑
それほどにこのシューズに対する信頼度は高いのです。
TIMP5からアウトソールがアップデートされ、Vibram® Megagripを搭載。
そうしたことにより、正真正銘「グリップ力」「軽量性」「クッション性」の3拍子を兼ね備えたモデルに上り詰めました。
今回のレースでは、ぬかるみは少なかったですが、とにかくアップダウンが多くソールのグリップ力に頼らざるを得ない場面も少なくありませんでした。
弊社メンバー3人とも大きなスリップなども無く(ボク転倒は躓きですので。。)終えられたのもTIMP5のグリップ力、軽量性からくる足さばきのしやすさによるものでしょう◎
そしてTIMP5との相性抜群な超撥水素材のソックスであるDRAY MAX.
雨の日のトレイルランの決定版といっても過言ではない、超撥水&超疎水性の素材を使用したソックスです。
晴れている日も、足裏の汗を放出する機能が非常に高いので、ランのように負荷の高いアクティビティとの相性が良好。
シューズ内が蒸れない=水ぶくれなどの皮膚障害になりにくいというメリットもあります。
アルトラ×ドライマックスのレビューに関しても、すでに一度ブログで公開しているので、気になった方はそちらを確認してみてください!⇓
■【 アルトラ×ドライマックス 】ティンプハイカーGTX&ティンプ5とドライマックスの使用感レビュー!
以上、今大会のレースレポ&商品レビューでした!
次回は、アクシデント無くベストタイムを出せるようにまた頑張っていきたいと思います。
そして、この奥武蔵ロングトレイル35Kは早ければ来年、いつか必ずリベンジしようと思っています!
どの山域も、いよいよ本格的に夏山シーズンに入ります。
皆さま、くれぐれもケガ無く良い夏山シーズンをお過ごしくださいね!
それでは。
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